カテゴリ:浮間
明けましておめでとうございます。
今年も浮間と荒川周辺の話題を中心に、 のほほんつらつらと書き続けますので、 お付き合いください。 と平穏な出だしを書いてみましたが、 実は本人、少しコーフンしているのです。 何故かというと、え~、 一富士、ニ鷹、三ナスビと申しまして、 いわずと知れた新年の縁起物であり、 初夢に見るともうその年はえ~、、 いやもう、じれったいので結論を言うと、 オオタカが荒川に現れたのです! 東京都に、池袋から電車で12分の場所に、オオタカです。 もっとも浮間舟渡駅からはかなり歩きますが。 オドロキました! ![]() はじめはもっと高い木の梢にとまっていたのですが、 しばらく経ったら別の低い樹に移っていました。 おぉおぉ~、タカだタカだ! なんと鷹が見れるとは。 もう、ここぞとばかりに撮りましたよ。 初心者丸出し。ちょとハズカシい。 ちょうどバードウォッチングのオジサンがいて教えてくれたのですが、 彼はまだコドモのオオタカだそうです。 ははぁ、なるほど。 言われてみると、どことなく貫禄がないような。 どうも秋が瀬(埼玉)の方で繁殖しているらしく、 親子でこの辺りまで狩りにくるそうです。 ほぉ、あんなところで繁殖ですか。 まだ子供なので狩りはヘタなのだとか。 という感じで、このへんのトリ事情には詳しそうな方でした。 去年チョウゲンボウが現れた時は、 ちょっとした騒ぎになったそうな。 へぇ、チョウゲンボウもいるのですか。 それにしても元日から喜ばしいですねえ。 いやいや、ありがとうございました。 というワケで、とても嬉しい年明けとなりました。 では数枚、オオタカ君の雄姿をご覧ください。 ![]() キリっとした目。 幼いとはいえ、さすが猛禽です。 うん、カッコイイ! ![]() カユイ、カユイって。 猛禽とはいえ掻くこともあります。 カモもカラスもけっこうカユがってます。 ![]() 何かを見つけました! 獲物でしょうか!? バサッ! ![]() 草叢を低空飛行。 どうやら獲物は取れなかったようです。 このあと上流方面へ去って行きました。 それにしてもいやまったく、 予想外の出会いでした。 浮間オールスターズの新メンバーはほとんど出演済みで、 いてもモズなどの小鳥類だろうと思っていたのに、 こんな大物が現れるとは。 まさに嬉しい誤算です。 いやホント、浮間と荒川には今年もお世話になりまくりそうです。 よろしくお願いいたします。 ◆ オオタカのせいで存在感が薄れてしまいましたが、 新メンバーはまだいたのです。 ![]() ホオジロですね。 今年はこういった小鳥達にも注意してみたいです。 でも、このヒトたちはスバシッこいので撮るのが難しいんですよ。 姿は何度かみているのですが。 今日はしばらく同じ枝に止まってたので、ラッキーでした。 ◆ 最後はちょっと悲しい写真です。 ![]() 荒川河川敷で見つけた屍骸です。 大きさ(約30cm)と生息地からいって、 おそらくニホンイタチだろうと思います。 見たところ外傷はなく、 まるでさっきまで生きていたかのような、 獲物を狙ったままの姿勢(に見える)で死んでいました。 病気?寿命? 素人には分かりませんが、 野生で生きる厳しさを感じるとともに、 イタチが住んでいるという嬉しさもありました。 1匹だけということはあまり考えられないので、 数匹か、もしかしたらもっとたくさんいるのかもしれません。 彼の屍骸は、同時に一族の存在の証でもあるのです。 荒川の懐の深さをまたしても知ることになりました。 さてこの屍骸、どこかに埋めてやりたかったのですが、 シャベルを持っていません。 かといって草叢へ投げ捨てるワケにもいかないでしょう。 このままならタカかタヌキの餌になるのでしょうか。 ゴミとして処分されるよりは、そちらの方がずっといいでしょう。 動物が食われるということは、 別の見方をすれば他の動物の細胞になって生きることでもあるのです。 どうもいい方法が思い浮かばなかったので、 とりあえず葉っぱを一枚、身体に被せ、 その場を立ち去りました。 次にあそこを通った時は、もういないでしょう。 でもきっと、彼の子供か兄弟達がいるはずです。 いつか会って、今日のことを話してあげたいものです。 ◆ というわけで、今年の元日はここ数年で最も印象に残る元日となりました。 今年はとてもいい年になるような気が。。 って、明日から仕事やん! はぅぅ。。 どうもいいんだか悪いんだかよく分からない年になりそうです。 今年もよろしくお願いいたします。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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