カテゴリ:グルメ
キッチンの引出しにあった乾麺のソバ。
その下の引き出しには、買ったまま忘れていたレトルトのミートソース。 それをたまたま見つけてしまった瞬間、この壮大な試みが始まったのでした。 ソバにミートソースをかけたらどうなるか。 誰もが一度は思いついたことでしょう(そうなのか?)。 しかしその思いは、目の前に準備された今夜の食事の前に、 儚く消えていったハズです。 だがしかし。 私は思いついたらやらないと気が済まない漢。 自分の力の及ぶ範囲でなんとかなるものならば、やらずばなるまい! いや、やってみせる! 全力でやってのけるのだ! 何をそんなに力んでいるんだ! というワケで、まあ物は試しとばかりに、ちょと作ってみました。 やっぱりこういうの興味ありますよね? ありませんか。。 そうですか。 それはともかく、ソバゲティ・ミートソースです。 作るのは簡単。 ソバを茹でて、ミートソースを乗せるだけ。 ただし、単にレトルトのミートソースでは淋しいので、 豚バラとタマネギ、ブナシメジを入れました。 さて、盛り付けですが、 ザルとかドンブリというのもヘンなので、皿に盛りました。 皿(洋)、ソバ(和)、ミートソース(洋)という、 なんと素敵な和洋の邂逅。 しかし2対1で和が負けているので、きざみのりをトッピング。 これでバランスが取れました。 さて、いざ食べましょう。レッツ・イート。 ハッ! いや待て待て、しかと待て。 果たしてこの料理は、箸で食べるベキなのか、フォークで食べるベキなのか。。 これは和食か洋食か、ソバゲティのアイアンメイデンに、 いやアイデンティティに係る問題だ。 それに、せっかく取れたバランスが崩れてしまうではないか。 どうすればよいのだ。。 と、2秒ほど迷いましたが、箸にしました。 日本人なら箸でいいでしょ。 ![]() 準備完了、いただきま~す。 パク。。 ん?モグ。。 んん?モグモグ。。 おお!これはけっこうイケるのでは!? 何というか、ソバの歯ごたえとミートソースの味がナイスコンビになってます。 役割分担というのでしょうか、 歯ごたえと味の分業による効率的な攻撃が、絶妙のハーモニーを奏でています。 まあ、わざとらしい説明もなんなのでこの辺にして、 思ったよりいい感じ。 これは嬉しい誤算です。 タバスコもかけてみましたが、全く違和感なし。 へ~、うんうん、余は満足じゃ。 パクパクモグモグ。 ごちそうさま~。 いやあ、料理って奥が深いですねえ。 まるで料理人みたいなこと言ってますねえ。 注意点としては、今回は安い乾麺のソバだったので、 生麺の場合と、高くてしっかりソバの味がする麺では印象が違うかもという点。 あと「歯ごたえ」と「味」がかなり独立しているので、 料理に一体感を求める人にはもしかしてウケないかも。 というのは、以前カレーそばを食べて「そばとカレーがケンカしてる」、 と感想を言った人がいたので、そういう人もいるんだなあ、と。 言うまでもなく、私はカレーそば大好きです。 というワケで、意表をついて美味しかったソバゲティ・ミートソース。 興味のある方は試してみてください。 責任は一切持ちませんが(^_^) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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