カテゴリ:やま
いや大変な事になってしまいましたトムラウシ。
先週、この夏は山にバリバリ行こうと書いたばかりなので、 昨日の大量遭難事件は他人事ではありません。 やはり夏山でも山は山。 この日本でこの時期に「凍死」です。 未だに観光地感覚で出かける人が多いけれど、 山は単なる旅行ではないということを肝に命じておかないと。 それにしても今回の遭難は、このコース未経験者をガイドにしたり、 予備日が無かったり、年より相手に1日に10時間も歩くコースだったりと、 会社のズサンな企画に問題を感じます。 山は自己責任とは言うけれど、ツアー登山を企画してそれを生業とするならば、 ツアーを頼るという人は自己責任感の希薄な人であり、 山に対して危機意識を持っていない人である、 ということを前提にした対処方を考える必要があるハズ。 これは百名山を狙う年寄りを狙った安易なプラン、 と言われてもしょうがないでしょう。 ブームのおかげで死者が増え続けるなんて、 百名山も可哀そうではあります。 私は山に行く時はいつも一人なので、 おまけに膝に爆弾を抱えているので、 基本的にはかなり慎重に行動をしているつもりです。 雪山はやらないし。 が、これはあくまで「つもり」であって、 事故が起きてから悔やむ可能性もあるのでしょう。 だからといって山に行かないワケにもいかず。 そんなことにならないよう、 客観的な分析、クールな判断、大胆な行動、 という感じで山と付き合っていきたいものです。 ![]() これは2006年9月に大雪山の主峰・旭岳に登ったときの写真。 北(層雲峡方面)を撮っているので、トムラウシはこの背後になります。 南側を撮った写真も数枚あるのですが、特定できませんでした。 北海道の山はほんと雄大で奥が深く、峻烈な開放感があり、 山登りの醍醐味を思いっきり堪能できます。 私もいつかきっとトムラウシに登るつもり。 遭難した方々のご冥福をお祈りします。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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