2011/07/20(水)07:19
誤った熱中症対策
節電の夏の暑さに備えるため、最近塩分を余計に入れた食品が売られている。
塩飴などがその代表。
汗をかいたときは塩分を補給しないといけないと宣伝されている。
でも、本当なのだろうかとずっと思っていた。
高血圧対策には塩分摂取を減らす必要がある。
こちらの方がずっと大切なはず。
そんなことを考えていたら、NHK「ためしてガッテン」でずばり一発解消。
運動生理学の研究者で熱中症対策の専門家が曰く、
『夏だからといって塩分を意識してとるのは実は間違っている』
『熱中症予防のために塩分を取ると高血圧になる』
『大量の汗をかくときは塩分補給が大切だが、日常生活であせをかいたときは不要』
更に番組では、日本高血圧学会(減塩部会)の「塩分摂取に関する提言」を紹介。
『日本人の食塩摂取量は必要量をはるかに超えています。夏でも、汗を多くかいた場合を除いては、塩分を過剰に摂らないことをお勧めします』