2014/12/07(日)07:18
真っ白い蕎麦
我が週1ブログが主に土日に更新されるのを期待してか、最近は土日にアクセス数が倍増する。
アクセスの増加は更新の有無に関わらない。
更新しなくてもアクセスしてくれているのだ。
そんな期待に応えるためにも、週に1度はとっておきの情報をアップするようにしている。
そこで、今日は蕎麦の話題。
秩父の行きつけの蕎麦屋に新蕎麦を食べに行った。
その名は「みやび庵」。
そこでは手打ちの十割(とわり)蕎麦が食べられる。
店主が十割にこだわる理由がテーブルの上に置かれている。
それには『蕎麦粉は、「蕎麦がき」でも食べられるように熱湯を注いだだけでも食べる事ができます。つまり、十割蕎麦の場合は10秒くらいで茹であがってしまいます。しかし、一般的につなぎとして使われる小麦粉は、うどんのように充分に茹でないと食べる事ができません。つまり、一般的なお蕎麦というものは、40秒程度茹でただけでは、小麦粉は生煮え、蕎麦粉は茹り過ぎという状態になってしまいます。よく、蕎麦を食べると胸焼けがしたりお腹が張る、という人がいますが、こうした小麦粉や蕎麦殻に原因があると考えられてもいます。』と。
一般的な二八蕎麦は完全否定だ。
ともあれ、一番粉を使ったさらしな蕎麦、ゆずを混ぜ込んだ変わり蕎麦、二番粉の蕎麦きりと、3種の蕎麦を一皿に盛った3色蕎麦を注文した。
毎度のことだが、真っ白いさらしな蕎麦の弾力と滑らかな触感、更にはクセの無い味は、普通の二八蕎麦とは全くの別物だ。
今年はイノシシが出て、残念ながら秩父では蕎麦が収穫でなかったとのこと。
新蕎麦は北海道産なのだそうだ。
それでも蕎麦の味はいつものみやび庵の味だった。