2020/07/01(水)22:23
三菱一号館Café 梅雨の街
丸の内にある三菱一号館美術館に行った。
たまに傍を通ることはあるが、中に入ったのは初めてだ。
美術館での話は置いて、掲題のカフェのことを記したい。
そもそも三菱一号館は、明治27年(1894年)に日本で最初の洋風事務所建築として建設されたとウィキペディアにある。
当時は銀行、商社、郵便局のオフィスとして使われたそうだ。
「Café1894」は、当時の内部の様子そのままカフェとしている。
従ってそこは明治時代。
レンガ造りの外観に相応しく、中でも往時が偲ばれる。
贅沢な空間の使い方と天井まで届く長い柱が印象的だ。
梅雨の街にあって、ここだけは季節の変化とは無関係な特別な場所だった。