ガードマンのつづる日常

2006/06/17(土)11:28

新しい大阪の顔・村山カオル

映画(DVD・ビデオ)(95)

 『岸和田愚連隊 カオルちゃん最強伝説』『EPISODE2 ロシアより愛をこめて』『番長足球(ばんちょうサッカー)』を見た。『マレーの虎』『妖怪地獄』を見ているから、5本見たことになる。  吉本の木村さんが企画になっている。この木村さん、横山ヤスシのマネージャーをしていた人だ。ラジオで彼の話を聞いたことがあるが、はっきり言って<好かん奴>である。  <まだ、オレの名前で稼いどんのか!>とヤッさんが怒っているように思う。しかし、この「カオルちゃん伝説」で<ええ仕事しとるやないか>と怒りが和らいだようにも思える。  <大阪に居らんもんが何ゴチャゴチャ言うてんねん>とヤッさんの怒りがこちらに向かってくるようにも思える。  ネットって素晴らしい。岸和田の人からコメントをもらった。 「映画は大袈裟ですが村山カオルは実在の人物です。本当、怖かった」 映像の中に原作者・中場利一の子供時代が写っている。  私は中場さんの文章、新選組に関するものしか読んでいない。  カオルちゃんは原日本人である。私が勤めていた出版社の社長がこのカオルちゃんと同じ歳で気質も似ている。彼は埼玉・浦和の出身で「『キュウポラ』な、あれはオレがモデルなんだ」と言っていた。  浦和高校時代は番長でこのカオルちゃんと戦って負けた人かも知れない。この世代の人たちが全共闘運動のリーダーとなった。  作品としては『番長足球』『マレーの虎』『妖怪地獄』の方が面白い。しかし、前作の2作品を知っているからこそ、面白さが分かる。  村山カオルは新しい大阪の顔となるだろう。 <木村はん、企画、当たりましたなー>

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