2013/01/15(火)12:47
「ハタチ基金」
昨日の
この法律25年間続くことになっているのですが、
0.21%の増税を25年間続ける・・・って「違う!」って思うのは私だけでしょうか。
同じ20数年続けるならば、私は「ハタチ基金」のほうが力が入ります。
「ハタチ基金」についてはまた日をあらためて。
の続きです。
「ハタチ基金」という基金をご存じでしょうか。
東日本大震災発生時に0歳だった赤ちゃんが、
無事にハタチを迎えるその日まで。
子どもたちのサポートを継続的におこなう期限付きの基金です。
この基金の話を最初にきいたとき、是非!と思いました。
しかし、手続を進めるうちに、「20年」続けられるのだろうか?と心配になりまりました。
「今」は、1,000円/月という金額は協力できるけれど、
20年後の自分は、もしかしたら、100円のお金にも困って
協力するどころか、助けてもらう立場かもしれない
そんな躊躇がありました。
申込サイトを開き、入力しかけては閉じ、
数日後、また、ふと思いたいっては開き、そして、閉じ ・・・ を何回か繰り返しました。
そして、最終的に、なにがきっかけだったのか、今となっては全く思い出すことができない
のですが、「呼びかけ人(サポート会員)」の一人に名を連ねることになりました。
そして、数ヶ月。
いや、1年近く経ち、毎月カードで引き落とされることにも慣れっこになった頃
1冊の冊子が届きました。
ハタチ基金 2011年度活動報告書
これを何気なくめくっていくと、呼びかけ人からのメッセージが紹介されているページが
ありました。
読むともなしに読んでいくと次のようなメッセージに出会いました。
今0歳のあなたが20歳になるとき、今50歳の私は70歳。
その日まで元気で働き、基金を応援し続けることをコミットするのは少し勇気が必要でした。
でも、あなたの20歳の笑顔に会いたいから応援させてください。
あっ!これ私だ!!
そうだったんだ。。結局、こんな風に考えて申し込んだんだ。。。
あんなに迷ったことなどすっかり忘れていたけれどそうだ、
結局私は「あと20年は元気で働くぞ!」と決めて申し込んだんだ!!!
思いがけず、1年前の自分と再会することができました。
そんなこと考えていたんだね・・・、と1年前の自分をHugしてあげたくなりました。
20年元気で働くぞ!と決心してからお陰様で以前にもまして元気です。
ハタチ基金、サポートする側が サポートされています。
これだけで、全ての子どもたちの学習機会が保証できるわけではないかもしれませんが
「保証したい!」そう考えている大人たちがいることは、きっと、いくばくかは
道を切り拓くたすけになる・・・そう信じたいと思います。
・・・というわけで、わけのわからない「0.21%25年」よりも、ハタチ基金に力が入ります。
いや、でも、「税金で、みんなでこの世の中を作っている」と思えるようになることも
もちろんあきらめていません。