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『30分限定ラジオ観光大使』読むアーカイブズ

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30分限定ラジオ観光大使

Free Space

76.3Mhz FMおたるで毎月第二・第四日曜日の午後5時から放送中の旅の情報番組『30分限定ラジオ観光大使』の過去放送分の原稿を現在の状況に合わせて再編集し、読むアーカイブズとしてランダムでピックアップして月1~2回分公開予定です。

最新の放送予告はFMおたるホームページ「ニュース&トピックス」にて放送日の前々日までにアップ致します。

番組へのメッセージはFMおたるホームページ内のメッセージフォームからお寄せください。


間接的支援者の募集としてほしい物リスト公開中です。

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2020.07.13
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カテゴリ:胆振管内
​次の旅行のご予定はお決まりですか?

「30分限定ラジオ観光大使」

本日は白老町の「ウポポイ-民族共生象徴空間-」開業記念特集前編としてご案内致します。

こんばんは。 ラジオの中の観光大使、旅行愛好家の田邉邦昭です。




新型コロナウィルス感染症の感染拡大の影響によりウポポイの取材が出来たのがこの放送の収録のわずか数時間前の事ですので、今回ウポポイ内部の紹介は限定的なものとし、次回詳細をお伝え致します。
今回はウポポイ周辺の情報をメインにお伝えします。予めご了承ください。

白老町は登別市や苫小牧市、千歳市などに囲まれ、古くはアイヌ民族の大きな集落がありました。
幕末には仙台藩が北方警備の為にお城より規模の小さい陣屋と呼ばれる、今でいう出張所が設けられました。
北海道にある陣屋跡としては最大規模のもので、アイヌ文化や幕末史を道内で見るには必見の場所が揃っています。
町の東部、白老地区・社台地区では卵や白老牛が、町の西部、虎杖浜地区では虎杖浜たらこが多くの人の舌を楽しませています。

1976年から2018年3月末まではアイヌ民族博物館があり、アイヌ民族に関する有形・無形の資料を専門に展示・保存し、調査研究、教育普及事業を総合的に行う社会教育施設として多くの方に親しまれました。
旧アイヌ民族博物館閉館から2年が経ち、装いを新たに国立アイヌ民族博物館を中心とした「ウポポイ」民族共生象徴空間が本日オープンしました。
テレビCMや各所へのポスター掲出、JR北海道の快速エアポートや特急北斗の車体側面への告知掲出など、北海道内でこの放送をお聞きの方は7月に入ってからどれかしらを見た事があるのではないでしょうか。
ウポポイはアイヌの歴史・文化を学び伝えるナショナルセンターとして、長い歴史と自然の中で培われてきたアイヌ文化をさまざまな角度から伝承・共有するとともに、人々が互いに尊重し共生する社会のシンボルとして、また、国内外、世代を問わず、アイヌの世界観、自然観等を学ぶことができるよう、必要な機能を備えた空間です。

そんなウポポイの最寄駅、白老までの道のりですが、今のダイヤでのお勧めの列車は小樽駅を午前7時33分に出発する普通列車苫小牧行きに乗り、札幌で8時32分発の特急北斗6号函館行きに乗り継ぎ、白老で下車。
札幌から出発する方も特急北斗6号に乗りましょう。
白老駅の到着は定刻9時37分です。

特急の進行方向左手側にあるのが通常の改札口で、進行方向側にある階段を上った先にはウポポイ開園日のみ開く臨時改札があります。
臨時改札を通れば最短距離でウポポイに向かうことが出来るようになっていますが、時間に余裕がある方やトイレに立ち寄って行く場合は駅南側に面した通常の改札口から出ましょう。
改札を出て駅舎内を見まわしてみましょう。



外に面したガラスの壁面や自動販売機、天井付近など、随所にアイヌ文様が施されています。
改札を背に右手には観光案内コーナーがあり、駅待合室側にはアイヌ文化を紹介するVTRが流れており、モニターの横には木彫りのエカシと呼ばれるアイヌの長老の像が飾られています。



コーナー内に入るとモニターの背面側に熊,エゾシカ,シマフクロウなどの木彫りが飾られています。
コーナーの中には白老町を中心とした観光関連のパンフレット類がずらりと並び、壁面には白老町の観光地図があります。



必要なパンフレットを取ったら出発しましょう。
ウポポイ方向へのルートに沿って案内が随所に出ていますので案内に従って進んで行きましょう。
観光案内コーナーを背に右方向へ進み、スライドドアの先に自由通路があります。
階段またはエレベーターで昇り、駅の反対側で降ります。



エレベーターで降りた場合は右側、階段で降りた場合は左側の出入口から外に出ると正面にウポポイへの案内看板があります。



(案内看板側から出た場合)右手へおよそ170m進みます。



突き当りの左手前方にSL D51型蒸気機関車の保存車両がありますので、それを囲む柵沿いに右折してSLの側面を通って直進します。



前方に見える外壁が木の建物に入ってみましょう。





ここはウポポイに先立って今年の4月にオープンした白老駅北観光インフォメーションセンター「ポロトミンタラ」。
白老町の観光スポットや体験プログラムの案内、グルメ情報の提供、白老町を中心とした胆振管内の特産品販売に軽食にと内容の充実したインフォメーションセンターです。

建物中央にある出入口から入ると右手にコインロッカー、左手にはガシャポンが並んでいます。
コインロッカーや壁面にはアイヌ文様が施され、設置されたガシャポンの景品もアイヌ文様のグッズや白老にまつわるもので構成されており、ここならではの品が手に入ります。



お子さん連れならゲーム感覚で白老町やアイヌにまつわる品を何が出るかのワクワク感と共に持ち帰ってみるのも良いでしょう。
館内に入って正面は休憩スペースで、その正面奥は窓に面し、右奥には木彫りの熊やシマフクロウが展示されています。
館内右手に進み、



左手側がインフォメーションカウンター、正面手前が白老町や胆振管内を中心とした観光関連のパンフレット類、


※画像はプレオープン時のものです

正面奥が軽食類コーナー、


※画像はプレオープン時のものです

右手がショップです。


※画像はプレオープン時のものです

軽食類コーナーでは、のぼりべつ酪農館の濃厚ミルクソフトクリームや北海道産純生クリームオムレット,チョコレートオムレット,抹茶とかのこ豆のオムレット,ユク饅,具にぎり,北海道ミルククリームパンなどがありました。

私はユク饅と具にぎりを食べてみました。
ユク饅のユクとはエゾ鹿の事で、モチモチっとした中華まんの生地にエゾシカ肉とゴマ,椎茸,長ネギなどを甘じょっぱい味付けにした餡が入っており、肉はしっかりとした歯応えでやや野趣味を感じられる食感でした。

具にぎりは船型にしつらえた経木(きょうぎ)の中に熊笹の葉が敷かれ、厚真町産のお米のおにぎりが二つ、白老牛の牛しぐれと虎杖浜たらこの焼きたらこを具としています。付け合わせには昆布と大豆,人参,油揚げが入ったたらこ和え、それからしば漬けが付いてきました。
牛しぐれは甘辛い味付けで柔らかく、焼きたらこは程よい塩気にしっかりめの食感。どちらもシンプルでベーシックな味付けだからこそ素材の品質の高さを感じさせてくれる一品でした。



物販コーナーは食品販売として白老町を中心に胆振管内の商品が多く並び、冷蔵ショーケースには虎杖浜加工のたらこ製品各種や



白老牛のハンバーグやステーキ、ジンギスカン,エゾシカ肉のソーセージなとがあり、



常温の棚にはチョコブラウニーやフィナンシェ,ルバーブのジャム,鮭トバ・鰊の燻製・スケソウダラの珍味,ホッキ貝の加工品などがありました。



北海道のその他の地域産食品ではアイヌ料理の「オハウ」と呼ばれる汁物のレトルトパックや缶詰としてユク、エゾシカのオハウやチェプ、鮭のオハウ、乾燥きくらげ,乾燥しいたけ,アニメ『ゴールデンカムイ』とのコラボ商品のお菓子、ウポポイ限定のお菓子など、アイヌに関連性のある食品類が多く並んでいました。



食品以外ではアイヌ文様のグッズが多く、ティッシュケースやランチョンマット、箸入れ、名刺入れ、ストラップ、コースター、眼鏡ケースなどの小物は丁寧に一針一針手仕事で刺繍が施されている製品が並んでいました。
変わり種としては自宅で体験できるアイヌ文様の刺繍キットがあり、アイヌ文様刺繍の構造を理解して縫うのはお子さんの夏休みの自由研究にいかがでしょうか。
もし自由研究の課題とするのなら、「おばあさんのように」仕上げてみましょう。
なぜ、「おばあさんのように」なのか?
その秘密はポロトミンタラの中でも見つける事が出来るので是非探してみてください。





それからアイヌ文様で印刷の物もあり、バンダナや手ぬぐいのような布物の他にノートや一筆箋、クリアファイル、マスキングテープなどのステーショナリーもありました。
ちょっと変わった品としては生地にアイヌ文様やシマフクロウイラストを立体的にプリントしたTシャツがあり、これは特許を取得してる印刷方法だそうで、なんとも不思議な風合いでした。



他にもアイヌ文様の焼き物や革製品、木彫りの熊やフクロウ、



アイヌの伝統的な楽器のムックリ(ムックル)などもありました。
ムックリとは口琴というタイプの楽器で竹で出来ており、取り付けられた紐を引っ張る事でビヨーンビヨーンという音がなり、これに口の動きや息を吸ったり吐いたりする事で幅広い音を出すものです。
ウポポイの中ではムックリの演奏を聞く事が出来るプログラムもありますので、気になった方は購入して練習してみても面白いですよ。

ポロトミンタラではこんな風にとても充実した品揃えがあり、ウポポイがオープンする前のプレオープンの段階で休日には家族連れの姿を多く見たのも納得でした。
私がポロトミンタラを訪れたのはウポポイオープンの2週間前と1週間前ですが、物販コーナーはご紹介した品々以上に更に種類を増やしていくそうで、また取り扱い品は今後地元作家の意向や生産状況などで変更する事もあるそうなので何度も何度も訪れたくなるコーナーになっていました。



そしてポロトミンタラでは3日前までの事前予約制で体験プランも受け付けています。
原木しいたけ狩りをして塩焼きやバター焼きなどの試食をビニールハウス内で出来る体験や、スイーツとドリンク付きでアイヌ文様の刺繍の仕方を教わりながら自分で一針ずつ縫って仕上げる体験など、白老町やアイヌ文化を身近に感じる事が出来る体験プランが用意されています。
お問い合わせやご予約はお電話で。

ポロトミンタラの開館時間は午前8時から午後6時までで、定休日は年末年始のみです。
お問い合わせや体験プランのご予約は電話:0144-82-2216 白老駅北観光インフォメーションセンター ポロトミンタラ内一般社団法人白老観光協会 までお願いします。

さて、いよいよウポポイへ向かいましょう。
ポロトミンタラを出たら右方向へ。



左右に白いテントが並ぶ賑わいのある広場を通って進むと左手の通りに横断歩道がありますので渡りましょう。


※オープン前の画像です

横に長く広がる柵の向こう側がウポポイです。
柵に向かって右方向に歩くと最初にある入口は車両専用で、歩行者入口はその50m先にあります。
門柱に大きく歩行者専用入口と表示され、足元に点字ブロックが続くので案内に従って進みましょう。



まず最初に訪れるのは「いざないの回廊」。
青地に白抜きの文字でウポポイと書かれた看板のある所から入ると





右に左にと曲がりくねった回廊で、両側にあるグレーの壁にはモノクロで北海道の自然風景や野生生物の姿、キタキツネやエゾシカ、タンチョウにヒグマなどがシルエットで描かれ、森の中や川のほとりを歩くような感覚を楽しませてくれます。
自然とともに暮らしてきたアイヌの方々が過ごしてきた自然の世界観を感じながら次の「歓迎の広場」へと向かいます。
いざないの回廊の出口では白いテントが設置され、中で赤外線サーモグラフィーによる検査があり、当日37.5度以上の発熱がある場合は入場出来ません。
ウポポイでは新型コロナウィルス感染拡大防止対策をしていますが、来場者の協力も必要になります。マスクは事前に必ず準備しておき、着用していきましょう。



検温を済ませて出ると左手にはスウィーツカフェ「ななかまど-イレンカ-」


※画像は内覧会時のものです。開館日は画像奥に見えるテントの配置が異なる可能性があります

右手には「カフェ リムセ」があり、全体的に広いスペース取りがされた場所、歓迎の広場に出ます。
ここではお買い物や飲食を楽しむ事が出来ます。

歓迎の広場を抜けるとエントランス棟です。
半円形の建物が左右にあり、



向かって左手の建物には手前からフードコート,レストラン,券売所などがあり、



右手の建物には手前からショップ,インフォメーション,休憩室などがあります。







ショップではウポポイの協力企業やウポポイの応援ロゴを入れている商品が並び、特に注目なのは「ツキサップあんぱん」。
どこかで見た事,聞いた事ある名前だという方も多いのではないでしょうか。



そう、「月寒あんぱん」です。
月寒はアイヌ語のツキサップから来ている地名なので商品名自体をツキサップとしたオリジナルバージョンで、箱のデザインはアイヌのデザイナーの方が手がけ、パッケージはアイヌの花ゴザをイメージしたものになっています。
また、ここのショップ内では飲み物やお弁当,傘,レインコートなど、天候の変化などで急ぎで欲しい品物も並んでいます。





同じ棟のトイレやコインロッカーなどを挟んだ向こうがインフォメーションと休憩室です。
※現在、新型コロナウイルス感染拡大防止のためコインロッカーの使用は出来ません

室内にはアイヌ文化に触れられる施設一覧がありますので、アイヌ文化に興味を持った方は帰りにも寄ってみると良いでしょう。

フードコートやレストランについての情報は8月9日にFMおたるで放送予定のウポポイ開業記念特集後編で改めてお伝えします。

さて、エントランス棟の先からは国立アイヌ民族博物館や国立民族共生公園が広がる有料エリアで、入場券が必要となります。




入場料は次の通りです。

ウポポイ1日券
  • 大人:1,200円
  • 大人(20名以上の団体):960円
  • 高校生:600円
  • 高校生(20名以上の団体):480円
  • 中学生以下:無料
  • 障がい者とその介護者各1名(要障がい者手帳等):無料
※学校団体による利用の詳細はウポポイのホームページ​から学校団体予約ページをご覧ください

年間パスポート
  • 大人:2,000円
  • 高校生:1,000円

入場に際しては、新型コロナウィルス感染症感染拡大防止の為、事前に入場日を指定しての予約が必要となりました。
また、国立アイヌ民族博物館への入館は有料エリアへの入場日の指定予約とは別にオンラインによる入館日時の予約が必要です。
有料エリアへの入場、博物館への入館、それぞれ別々に手続きが必要ですのでくれぐれもご注意ください。

開園時間は通年9時。
閉園時間は8月31日までと、9月,10月の土日祝日は午後8時。
9月,10月の平日は午後6時。
11月から翌年3月までは午後5時です。
※入園は閉園の1時間前まで
※2021年4月以降の開園時間は未定

閉園⽇は⽉曜⽇(祝日または休日の場合は翌日以降の平日)及び、12⽉29⽇〜翌年1⽉3⽇です。

入場券は日付指定の1日券か年間パスポートを購入しますが、年間パスポートや発行済みの前売り入場券、それから旅行代理店発行の個人向けフリークーポンなどの日付指定がされていない入場券を使用する場合や中学生以下の方をはじめとした無料入場者は別途無料発行の入場日予約券が必要です。
入場日予約券は​ウポポイのホームページ​にアクセス頂き、チケット・予約案内のページから「当面の入場に関するお知らせ」をクリック(またはタップ)し、有料エリアへの入場日指定予約と博物館入館予約それぞれの手続きページへのリンクをご利用ください。

スマートフォンやパソコンなどのオンライン環境をお持ちでない方は全国のセブンイレブン,ローソン,ファミリーマート,ミニストップにあるマルチメディア端末の「JTBチケット販売」サービスにて、QRコード付きチケットを購入する事が可能です。

博物館には入らず、国立民族共生公園のみの利用の場合は、入場予定の前日までに入場日予約をしたら、チケット・予約案内のページの更に下の方に連絡先記入票のダウンロードがありますので、そこからダウンロードを行い、必要事項を記載して入場当日に提出できるように準備しておきましょう。
尚、博物館入館者は連絡先記入票を事前に用意する必要はありません。

チケットの購入と入場日予約,博物館に入館する場合は博物館の入館日時予約を事前に済ませておけば、いよいよ入場です。
手指の消毒液もありますのでしっかり手指全体に擦り込み、博物館へ行かない方は連絡先記入票をここで提出します。
尚、事前に連絡先記入票を書いてこなかった場合は記入する場所もちゃんと用意されてますのでご安心ください。
日付指定のウポポイ1日券を購入した場合は付与されるQRコードを自動入場ゲートにかざして入ります。
ウポポイ入場日予約券を使用する場合は入場ゲートの方にQRコードを掲示して入ります。
園内は自由に見学が出来、博物館は事前に指定した時刻に入館が可能です。
プログラム類は当日配布される整理券が必要となりますので注意が必要です。

さて、この辺でお時間となってしまいました。
ウポポイ開業記念特集前編はお楽しみ頂けましたか?
30分限定ラジオ観光大使、今回はここまで。

この続きは7月26日午後5時からはウポポイ開業記念特集中編として、国立アイヌ民族博物館の館内についてを軸にお話し致しました。
後編は8月9日に放送予定です。

スマホやパソコンからは​FMおたるホームページ​にある「スマホでFMおたる」または「パソコンからFMおたるを聞く!」にアクセスしてお聞きください。

※2020年7月12日放送分
※2020年7月13日ブログ用編集加筆,修正・公開
※2020年7月26日加筆,修正











Last updated  2020.07.27 00:16:30



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