久しぶりの再会でした
金曜日のブログには、とーとつもない内容で随分と心配の声をいただきました。ご心配をおかけしまして、もふしわけござひませんm(__)mワタクシは元気デス。土曜日に、高校の恩師に会いに行きました。地元関市では有名な「満月堂の満月焼き」を持って。(※今川焼のようなものです)満月堂に着いて、「恩師が食べたいといっているので」というと、「じゃぁ、焼き立てで形のいいやつを入れるね!」と嬉しいお気遣いをいただきました。車内は満月焼きの甘い、懐かしい匂いでいっぱいになり、病院へと向かいました。病院に到着して、看護士さんに病室を聞いて、マスクを手渡され「5分間だけにしてくださいね」と念を押され、手を消毒して入室しました。そこには、少し痩せられた先生が、ベッドに腰を掛けて待っていてくれました。「お前、また貫録ついたな~」「先生が痩せられた分、僕は栄養を蓄えておきました」(笑)と穏やかに迎え入れてくれました。「これからの治療」の事「そんなに心配しなくていいんだ」「関商工と合同練習をしてほしい」「元気になったら、関市にもっとスポーツを広め、国際的な考えを持てるようにしたい」「宝くじを買った」「無断外出をしてて看護士さんに怒られたが今は大人しくしている」「岐阜の建築業界の坂本竜馬になれ」「いつか岐阜県ラグビー協会の会長をやれ」(?)と、看護士さんのいいつけの5分をあっという間に超えて1時間近くお話をしました。会う前まではドキドキして「何を話そう。どうやって謝ろう」と考えていましたが、優しく、そして何かを見透かすようなオーラにあっという間に引き込まれました。口や文字では現すことができない感じですが、僕の心配を知ってか知らずかなんとも居心地のいい時間でした。きっと、僕が思いつめてると感じた恩師が、気遣いをしてくれたんだろうな…。お見舞いに行ったはずなのに、なぜかこちらが勇気づけられてしまい…。差し入れの食べ物は本来、食事制限をされているため禁止されているそうです。それでも満月焼きを心待ちにしていた先生は口に入れた瞬間、高校時代指導を受けていたあの厳しい表情からは想像もできないくらい嬉しそうでした。「お前も食え」と一つ手渡され、二人でかぶり付きながら黙々と食べました。「お前も同犯者だな」と言ったあの子供のような表情が今も頭から離れません。これからしばらくの間は先生にお会いすることができません。これからの治療の事を考えると心配でたまりませんが、あの先生ならきっと乗り越えて、シャバの空気を吸ってくれると思っています。その時の先生の嬉しそうな表情をまた見れるその日を待ちたいと思います。