利休バッグの試作
きものをほどいたものを預かっていて、利休バッグを頼まれているんだけど、作り方がぜんぜんわからない!リメーク小物で楽しむふだんの着物 小物と帯作り、帯結び[本/雑誌] / 鈴木道子/著これには載っているんだけど、サイズとか作り方が思っているのとちょっと違って、作ってみたものの、なんというか、たぶんちょっと感覚的な作り方なんだよね。文系な本。素敵な着物生活、いいなぁという感じ。とてもおしゃれな本です。センスのある人にはできるね。多くのお裁縫する人、特に型紙を公開したり売ったりしている人は、ほとんどがもっと理系な頭の作りだと思う。サイズ、展開図、縫う順番などを合理的にかつ緻密に実現している。それをどんくさい私のような人が作ってもなんとか形になる。だれかそういう人、利休バッグの型紙と作り方を発表してください~~~。と、あてなく人頼みにしていても時間が経ってしまうので(布を預かってもう2年くらい・・・)自分なりに試作してみました。左は表布・右は裏布を裁断したところ。試作1個め。ドミット芯ではまずかった。なんかふわふわしている。。。試作2個め。バッグ用の硬い芯にしたら少しましになった。けれど内ポケットを付けるのを忘れた上に、持ち手に間違えて細い芯を入れてしまった。外側をつつむ部分とポーチを合体させるのはやはりミシンでなくて手縫いが良さそう。そんなだめだめな段階だけれども数寄屋袋も作って依頼者に送ってみました。試作でサイズ感や作りを確認してもらおうと思って。これでいいよ~と返事をもらってから、またすでに2か月経ってしまっています。おわびにもう一つ、きものを入れて運ぶ簡易バッグ。↑これまだ8月の話…。