盟主の座を掴むまで

２００７年開幕戦で見事？な勝利をあげたジャイアンツ

まあ百点満点の試合って訳ではないですが、開幕戦ですから、勝てたことが大きいですね。

特に良かった点は

1. リリーフ陣がしっかり仕事をした。
2. 内海がなんとか持ちこたえた

の二点ですね。その陰には阿部の好リードもあったと思います。

逆に気になったのはタイムリーが出なかったこと。本塁打での得点はすべて無死からで、その後の打者がきっちり出塁しているのにそれが還せません。

初回なんて、ノーアウト二塁でクリーンアップで無得点ですから、ヨシノブの先頭打者ホームランの効果も半減です。そのヨシノブも6回に打点を稼げていたなら攻撃型先頭打者として百点満点の出来だったんですが…

又、阿部が二安打しましたが、その後の打者が弱すぎて、相手に全くプレッシャーを与えられません。

投手を含めて安パイが三人並ぶんで、送りバントもあまり意味がなくなり相手チームは阿部にホームランさえなければって感じになり、実質上位５人で攻撃しなければならなくなります。

二岡が戻ってくるまでは仕方ないのかもしれませんが、今の面子でいくなら、阿部を８番にしといた方が上位とのつながりが出ていいかもしれませんね。

それと、李のアクシデントも気になります。

軽症だそうですが、爆弾を抱えていること自体大問題です。

原監督が李を4番に据えているのは年間通して固定できるからということなので、その方針が崩れます。

新戦力は谷が二安打で存在感を見せ付けました。

ゴンザレスもホームランが出てほっとしているでしょうが、評価はまだ先ですね。

それに対して小笠原の無安打。ちょっと引っかかりますが、こちらは本人が気にしてなければ問題なしと思います（映像を見たわけではありませんが）。

上原、パウエルはともかく二岡の復帰が開幕ダッシュの必須条件って気がします。