盟主の座を掴むまで

交流戦も無事終えたと思ったら6連敗
まあ、長いシーズンこんな時期もあると別に気にもなっていませんでしたが、昨日今日の試合はちょっとやばい空気が漂いはじめています。

何がヤバイかって、ずばりベンチワーク！

１アウト満塁でなんで二岡に変えて小関なん？

ひょっとして右のサイドハンドやから右打者に変えて左打者出したん？

それくらいしか考えられへんけどそれやったらかなりレベルの低い判断ですね。

１）二岡と小関では選手の格が違うので相手、特にルーキーに与えるプレシャーが違う
２）二岡はこの日、ヒット１本打っていて、最悪の状態ではない。
３）二岡はファインプレーをして試合の流れを一度呼び込んだ貴重な戦力
４）延長戦もありえた試合展開で5番打者を後退させるのは不自然

と、どう考えても理解不能の交代です。

この交代がズバリ的中したなら、まだ救いようもありますが、最悪の結果で、試合も負けですから、か～なりマイナス点の多い試合で、後々に悪影響を及ぼしそうな気がします。

となると、明日の阪神戦がかなりのポイントで、この試合を落とすようだと、その後オールスターで一息つくとは言え、阪神戦再度三連敗の可能性もでてきて、かなり見通しは悪くなります。

私的にはシーズンで指折りの分岐点の試合だと思っていますが、若手が勢いをつけている阪神に甲子園で黒星をつけるのは至難の業ですね。

（おそらく初戦先発の）内海の今シーズン最高の投球に期待するしかありませんが、暫く勝ちから遠ざかっている開幕投手、やはり不安の方が大きいです。

豊田の不調により、シーズン終了まで上原を抑えに固定せざるとえなくなった現状では、今後のことも踏まえると内海が投手陣の柱になってもらわないといけないんですが…

そしてなによりの不安は、勿論、意味不明の選手起用を見せ始めた監督。

今日の二岡も然り、どう見ても無駄な動きが多く一軍の投手を打てそうにない小田嶋を使い続けるのにも納得がいきません。

それなら全打席三振でもいいので、坂本や円谷を一度使ってもらいたいものです。

谷や小笠原の加入で打線もよくなったし、金刃の加入で左腕王国の基礎もできたし、コーチ陣も強力になって、盟主への一歩を踏み出したかに思えた今シーズンですが、必要以上に動きすぎる癖のあるトップは昨シーズンからあまり成長していないのかもしれませんね。

若手野手の成長は盟主奪回には不可欠ですが、監督の成長はそれ以上に重要です。