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森田芳光監督の『阿修羅のごとく』を観た。
森田監督は昨年の『模倣犯』でガッカリさせられたので 今回はあまり期待してなかった。 だが、向田邦子の原作と筒井ともみの脚本がうまいせいか、 楽しく観る事が出来た。 8人も出ている女優たちの演技が見ものだ。 全体としては深津絵里が一番物語りの中心になっていたように 感じた。 男優では彼女に恋する男として登場する中村獅童がとてもユニークなキャラで印象に残った。 どこまでが森田監督の演出か分からないが不思議な魅力を だしていた。 昭和50年代の設定なのでケイタイもパソコンも出てこないが 当時を知る世代としては室内の装飾がとても興味深かった。 阿修羅のような女性が増殖している今となっては、この映画は ノンフィクションを観ているようで全く驚かされない。 大竹しのぶVS桃井かおりのバトルは阿修羅の対決に思えて 凄い迫力だった。 二人ともなぜか演技を超えていた。 何か因縁があるのだろうか? 向田邦子を知らない人が観ても楽しめる映画なので 公開したら是非観てください! オススメします!! 深田恭子が四女の咲子役で出てますのでファンの方は お見逃しなく!! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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