御三家って??
数日前に、パソコンが突然クラッシュ。 原因は、老朽化と思われる。 もしも、クラッシュが一週間前だったら・・・・と思うと、背筋が寒くなる。 2月の受験校にも、ネット発表を行う学校があったからである。 最後の力を振り絞って、息子の受験を影ながら支えてくれたパソコンにも、 感謝をしている。 息子の中学受験が終わり、先週は、お世話になった周囲の方々にご挨拶をする日々が続いた。 この忙しい時期にかなりの日数の年次休暇をいただいたため、職場関係の方には必ず報告をしないわけにはいかないのが、勤め人の辛いところだ。 人により、反応は実に様々。 まず、「どこに決まったの?」と聞かれるので、私は正直に答えることにしている。 そして、まぁ仕方のないことだけれど(^_^;・・・ ほとんどの方が息子の進学する学校の名前を‘知らない’のである。 あの学校って、こんなに知られていなかったのね・・・と、思わず苦笑しそうになってしまう。 職場のメンバーで受験関連の話しが合うのは、昨年終了組のお母さん一人だけ。 ロッカー室で、二人で今年の中学受験全般の話で盛り上がっていると、 周囲の先輩・後輩たちは、知らない学校の名前続出で、目がテン状態だった。 永らく東京に在住している方々の多くが、 東京の「男子御三家」と呼ばれている学校のうち、 西日暮里の学校以外は名前さえ知らない、ということに気づき、少々カルチャーショックを感じた。 もちろん、新御三家も同様。 息子さんが都内男子校の現役高校生、というお母様でさえ、 新御三家の学校の名前をご存知なかった。 中高一貫校のレベルなどを知っているのは、 中学受験に関わった経験のある人だけ・・・なのか。 80パーセント偏差値表とにらめっこをしながら、 偏差値2ポイント3ポイントの差に一喜一憂していた日々を振り返り、 急に笑い出したいような衝動に襲われる。 曇り空がいきなり青空に転じたような、さばさばとした気分になった。 一昨日、前の所属の同僚たちと食事会があった。 お嬢さんが来年度中学受験をする予定の同僚に、息子の受験結果を聞かれた。 「○○くん、どちらに合格されたの?」 息子が合格をいただいた何校かの学校の名前を私が言うと、彼女は、 「△○中学に受かったの?すごーい!いいなぁ、 △○は良い学校ですよねぇ^^」 と、1月に受験した共学校の名前をあげて褒めてくれた。 その学校は、息子が受験した学校の中では、 もっとも偏差値が低い学校だった。 それ以外の私が名をあげた学校には関心がない様子の彼女は、 帰りの電車の中でも、何度も△○中学を褒めていた。 お嬢さんの志望校のひとつなのかもしれない。 私もなんだか嬉しくなって、 彼女と一緒に、△○中学のいいところをいっぱい話しながら帰ってきた。