2005/04/20(水)16:36
人類の母の話。
先日、テレビで、人類の母の話をやっていました。
人間の細胞の中のミトコンドリアは、受精の時に卵子側しか残らないので、母系で受け継がれていくと言うことです。
それを逆にたどっていくと、たった一人の母親にたどり着くと言うことでした。
その人はアフリカに生まれた人で、多分、まだ人間まで発達していない母親から生まれた突然変異であろうと言うことでした。
現在の人類は35種類のミトコンドリアの原型から発生していて、(つまり、何千世代前は35人の母親からずーっと枝分かれしている。)日本人はそのうち9人の母親からの枝分かれをしていることが分かってきたそうです。
つまり、地球上の人間は、何千世代もたどっていくと一人の母親にたどり着き、そこから枝分かれした35人の母親から生まれて、長い時間を経て、現在に生きているというわけです。
外見上の違いは、長い時間をかけての環境への順応の結果で、元をたどれば地球上の人間の先祖は一緒と言うわけです。
人類皆兄弟というのは、本当だったんだ、、、と妙に納得しました。
こう考えると、心の壁がひとつ壊れる感じがしませんか?
ねえ、○○ッシュさん!!