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テーマ:0歳児のママ集まれ~(7639)
カテゴリ:子どもと一緒におでかけ
自治体で行われた乳幼児の保護者対象の心肺蘇生法と救急の講座を受講してきました。
心肺蘇生法は、ビデオや教科書で目にしたことはありましたが、 実際に行ったことがありませんでした 今回は、人形を使って実践できるとのことで、思いきって応募 児童館の1室で10名ほどの保護者の方と一緒に、救急救命士さんから講習を受けました。 赤ちゃんやお子さん連れのママさんや、ご夫婦で出席されている方もいらっしゃいました。 心臓が停止してからたったの3分で脳の細胞は壊死し始めるとのこと。 ビデオを見て、救急隊が到着するまでのわずかの間に、 現場に居合わせた人がほどこす救命がどれだけ大切なのか痛感しました。 その後、乳児と幼児の人形を使って、実際に心肺蘇生法を行いました。 頭では分かっていても、初めての体験にドキドキ。 動作を忘れてしまったり、つい息を吹き込みすぎてしまったり、 なかなかうまくできませんでした。 でも、救命士さんにアドバイスをしていただいて、なんとなくコツがつかめたような気がします。 心肺蘇生法の手順 1.肩を叩いたり、耳元で呼びかけて意識の有無を確認する ・1歳未満の乳児の場合は足の裏を刺激するのも効果あり 2.近くに人がいる場合は、119番の通報を依頼する ・自分一人の場合、乳幼児の場合は先に心肺蘇生法を1分ほどほどこして通報 3.あごを上げて気道を確保 ・1歳未満の乳児の場合は、気道確保のために背中の下に片手を入れ、胸を持ちあげるとよい 4.呼吸を調べる ・耳や自分の頬で呼吸を感じるか、胸やおなかが上下しているのが見てとれるかを確認 5.あごに手を添え、気道を確保したまま人工呼吸を2回 ・1歳未満の乳児の場合には、大きく口をあけて鼻と口を含んで人工呼吸 ・1歳以上の幼児や小児の場合には、鼻をつまんで口対口で人工呼吸 ・胸が軽く膨らむ程度、息を吹き込みすぎないこと ・ゆっくりと1~2秒ほど時間をかけて息を吹き込むこと 6.循環のサインが見られるか確認 ・人工呼吸後、呼吸をしているか、咳き込む動作はないか、体に動きがあるかを確認 7.心臓マッサージを5回と人工呼吸1回を繰り返す ・心臓を圧迫する場所は、乳首を結ぶ線より指1本分だけ下側 ・1歳未満の乳児の場合には、中指と薬指の2本でマッサージ ・1歳以上の幼児や小児の場合には、片手の付け根でマッサージ ・圧迫の程度は胸の厚さのおよそ1/3ほど(3cmほどへこむ感じ) 心肺蘇生法のポイント ・人工呼吸で、息を吹き込みすぎると肺が破裂したり、 空気がお腹にもれてしまい、思わぬ事故につながります。 ゆっくりと軽い感じで吹き込んでください。 ・心臓マッサージは、痛くてかわいそうと力を弱めがちですが、 子どもの体はやわらかく弾力があるので、1/3へこむ程度には力を入れて大丈夫です。 他にも異物を飲みこんだときの叩き方を教えていただいたり、 (背中の肩甲骨の真ん中あたりを強く叩くといいそうです) 狭い場所で心肺停止したときは、まず広い場所へ移動させること、 通報を依頼するときは、名指しで指名して責任の所在をはっきりさせることなど、 アドバイスもいただきました。 命の火が消えかかっているそのとき、救命を迷っている時間はありません。 子どもを危険に巻き込まないための対策がまず重要ですが、 いざというときのために、今日の体験は有意義なものだったと思います。 ちなみに、今日はピヨタンは実家でお留守番でした 他の子は静かに遊んでましたが、人一倍元気のよいピヨタンはおとなしくなんかできないものね~ 今度は時間を作って、大人のための応急手当の仕方や AED(自動体外式除細装置)の操作法も学びに行きたいです お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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