カテゴリ:アクアリウム
ミドリイシの溶けた原因を考察してみる…
どうもこの時期、俗に言うミドリイシのインフルエンザ?風邪?の様な感じでテーブルやツツハナガサなど突然一部分が白化したり…という記事をよく見かけます。 風邪やインフルエンザで状態が戻れば良いのですがたいていの場合そのまま白化して行く事もしばしば… あくまで、今回うちの水槽で起こった状態に関して考察してみましょ。 まずは水質 数値をいちいち書くのは面倒なので特に問題無し…(-_-;)☆\(^^;;)コラコラ でも一応念のため、 比重 1.0240→1.0220 電磁弁不調に付き、勝手に足し水された為にここ最近は低目に推移 (アラーム設定いくつだったかな?立ち上げ時の設定のまま) 現在は電磁弁を取り換えるまでの間、バルブを閉じている・・・ 少し低いので濃い人工海水を多少足さないといけないかな。 水温 高い時 25.5℃、 低い時 25℃ (26℃以上でアラーム) 設定KDA1000 (1)24.8℃ (2)24.6℃ 2台同時に動かない様にわざと0.2℃の差を設けている。 稼働率が変わるので数ヶ月毎に設定を入れ替える。 ph だいたいいつも8.0前後 (アラーム設定いくつだったかな?比重に同じ) リアクターphセンサー 調整したので現在(1)(2)とも大丈夫。 7.5でCo2電磁弁開、6.5で閉 (8.0以上でアラーム) ORP だいたいいつも390後半~400強前後 以上、iksコンピューター表示で、いつ見てもほぼこんな感じ。 以下、試薬にて KH 8→7.5(テトラ) リアクター排水ストップで一時的にダウンした気がする、現在回復中。 NO3(レッドシー) 試薬が馬鹿になってて変な色…一番怪しいかな・・・ PO4(レッドシー) 0.1未満、僅かに色が出てる程度 ん~、表立った水質には比重以外異常が認められないかな? 現にポリプバンバン、魚ビンビン、餌もバンバン(^^;;☆\(゜ロ\) で、方々に伺ってみました。 1、まずKHの変化具合からみて、今回はほぼKH(リアクター排水一時ストップ)は関係無い。 2、導入から1ヶ月以上経過しているがここにきて入荷時でのストレス? (しかし当個体に至ってはポリプバンバンで欠けた部分も覆い尽くして来てた状態だったので考え難い) 3、個体が多いので、何らかのミネラル不足? (400L換水をして15日目なのでこれも考え難い) 4、マルヅツブリード(限界まで色上がり?藻抜けしていた個体で導入時からポリプも一切出していない事から、共肉が薄く非常にデリケートな個体であったと思う、それを近隣のSPSとの接触を避ける為に何度も触って動かした為、RTNになった)が風上(水上)で溶けた。 破片が飛んで来て問題の場所に乗っかった。 5、害虫?HHMM、毛カニ、ヒトデの類、これらのミドリイシを食害する外的要因 ヒトデは毎晩取り出して減って来ていますが、そのうちフリソデでも入れようかと検討中。 毛カニやHHMMらしきものの姿は無し。 6、水流 SPSの成長には余り関係ないと思われ… (太さや形への影響とは別問題として) (シースワールが止まっている事での局所のみへの連続して当たる)水流であればウミガメ君の方が影響出易い配置ですね。 結論? 他のサンゴが全く問題無く、どれもポリプバンバンで調子良い事から、4のマルヅツが溶けた事により共肉の破片?(有機物)が問題の個体の問題の場所にたまたま落下して、水流にどけられる事無くそのまま滞在し、局所的に溶けた。 嫌がったSPSは粘液を出した。 それをソメワケを筆頭に、ケントロやスズメ達が突きにかかった。 部分的にポリプ出さず→部分的に更に弱る→原因の場所がハゲ切って回復するスピードよりも、更に必要以上にケントロが突き、そしてスズメが掃除するので、またまたストレス蓄積して負のスパイラルになったのでは??? …と言う事に至りました。 で、この結論の場合の反省点は、マルヅツが微妙な時点で出すべき(-.-) か、 回復の見込みがあれば風(水)下に配置換え 教訓と教えて貰った対処法(あくまでもうちの水槽sysの場合) ○調子の悪いもの、様子を伺っているもの、を水流の風(水)上には置かない。または入れない、取り出す。 ○容量の大きいスキマーを使用するのは当然の事として、スキマーの内壁に汚泥が付着すると泡が上がっている様でも有機物除去の効率が落ちるので、スキマー掃除の頻度を上げる。 (月1回→5日から最低でも1週間に1回掃除、目的は有機物の徹底除去) ○有機物が貯まる場所の排除、例えばウールマットやろ材など(うちはナチュラルsysなのでありませんが一時的にチリなどを摂る目的で入れていたマットの取り忘れなどを無くす) ○一時的に活性炭で吸着。(いつまでも入れてるといけません、期限を守って直ぐに交換または出します) と、まぁエキスパートの皆様には今更な内容かも知れませんが、普段から出来る事をやっておいて損は無いですよね。 特に普段から出来る事としてスキマーの掃除は頑張って実行したいと思います。 貧栄養、ミネラルリッチ、そして有機物の少ない水槽で、基礎体力向上をしたいと思います。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2009年08月06日 17時19分34秒
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