陳氏太極拳、と、そんな生活

2009/05/27(水)11:54

サンプル完成

中国で仕事(17)

中国で生産するとコストダウン??? それには沢山の準備と努力が必要です。 中国はまるっきり海外で、発展途上国です。 たとえ、そこに沢山の高層ビルや高級ブランドの お店があろうと。 たぶんですけど、アフリカ諸国にもそう言うブラ ンドのお店はあると思いますし。 彼ら自身が、一生懸命吸収して豊かになりたいって 言ってます。そこを理解しないと。 中には自分達は既に能力満ち足りているとする人も います。たとえば、英語がベラベラだと、ビジネス 能力が凄くて文化階層も高いと勘違いする人が多い 様ですし・・・・ 外国で、しかも発展途上国でのモノ作りは間違い なくさまざまな準備が必要です。 たとえ、そこに、買い揃えた設備があっても。 私が出会った中国人の技術者さんや社長さんで 「日本と同じ設備があったら、同じものが出来る」 と、かなり頓珍漢な発言を胸張って言う人がいます。 こう言うところが、中国です。 組んだら、そう言う悪癖と戦わなければなりません。 お金があればハードは手に入ります。 ソフトの面を準備し、安定させるのはそれこそ 大変です。文化の違いが直撃です。 初期投資がばかにならんです。 仕組みを作り、安定させるために、発展国からの 人・技術・管理の支援が不可欠です。 安くする前の初期投資!!小出しにすればするほど 時間がかかり、無駄な出費が出てきます。 するならば一撃必殺で良品を完成させて、市場に 乗せないといけない。 営業も、販売時期がひと月ずれたらその分ひと月分の 売上がなくなります。それどころか、ライバルに 市場の陣地を取られる可能性も出ます。 工場の場合、量産・販売がずれるほど、技術・設備の 保持ができません。組織を保持する為に、現状の生産 体制を優先しますし、臨時の大勢は自然になくなります。 中国では極端に言うと職人さんや熟練工が他の工場へ 出て行ってしまいます。 ですから、サンプルがOKならすぐに販売ができるよう、 営業企画と生産計画がリンクしている事が理想です。 あくまで理想ですが。 私のミッションは常に現状を把握して短期に決着出来る事。 目標値と期日を定めて、分析の為に日本―中国間の情報を きちんと分析、公開して加工・販売を進めて行きます。 何のかんので、日本の人が各現場にいないとナカナカ日本 向けの仕事は進まない様です。 中国でのビジネスは国内市場だけでなく、生産基地としても まだまだ余力がたっぷりあると思います。 外国人向けのサービスが整っている地域では、カナリ賃金 各費用の面で苦戦は余儀ないでしょうけど、少し足を延ばし、 苦労をするとマダマダいけます。 まあ、その苦労が割に合うかどうかが問題ですが・・・・ で、私の今回のサンプル、仕上がりました。 現場で苦労がたたって、ちょっと具合が悪くなりましたが、 今後の発展を祈って、街の点心街で乾杯です。 こう言う楽しみがないと、もたないっすよー

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