2010/03/05(金)13:48
渋谷区太極拳大会見学の巻
このブログは上海浦東で日本人向けに太極拳教室を
している私、通称:暗黒寺のブログです。
今回は掲載時間が遅くなりましたけど、2月21日、
東京渋谷区で太極拳の大会がありました。
・・・・もう少し正確に表現すると、中国武術の大会。
以前より、プチ交流のある達磨キュアハウスの月華さんのお誘い
を頂いての見学です。
・・・・・前日、同窓会で随分と遅かったので会場入り
した時には既に始まっていましたが、友人達の表演には
間に合いました。
私は陳氏太極拳しか練習していないので、その他の太極拳
やら武術の表演を見るのは新鮮です。
私の一つの理想は、
『動くのであれば美しく、気合を入れればカッコよく』
ですので、日本の皆さんの発表で、
素敵だったりカッコよいのを見付けると、いいなあと思います。
月華さんの楊氏太極拳
達磨キュアハウスの集団演舞
その他団体、武器を持った練習中。(多分、風火輪)
服が豪華で目を引いたおば様
勿論、陳式の表演もありましたが、私の立場と経験から
すると、少し疑問になる箇所が色々あって。
特に、何だか陳式太極拳の表演の人達は
『喧嘩が強いんだぜ!』
『内部の力が強くて外にあふれるんだぜ!』
と、言う事を強調しないといけない様に感じました・・・・・
大会だからそう言う決まりとかがあるのでしょうか?
外如処女内似金剛(外は乙女の如く、内は金剛の様)と言う
のが太極拳の練習の時の秘訣で、尚且つこれって、陳式でも
そうであるはずなのです。
力んだりすると、カラダの軸や力の流れが途切れます。
陳氏太極拳だって、先ずは健康を求めるところからです。
差別化の為に肩肘張らずにのびのび動くと、もっとカッコよく
なるだろうなーと、思いました。
・・・・というウンチクはよいとして、楊式太極拳を始め
素敵に優雅に動いているので、
おお、皆さん地道に練習してるのですね~と感心しました。
それと、表演服が豪華で驚きでした。
音楽も、よくもここまで色々なBGMを集めたモンです。
午前9時に始まり、夕方6時までの長丁場でしたが、盛り沢山で
した。
最後の先生達の模範演技の途中で、何故か空手の演舞があって
『・・・・・・中国武術大会で何で空手?』
と思ったら、最後に居合いと試し切りが・・・・・・・・
まあ、イベントだし良いかな♪と、思ったら、昔は最後の模範
演技でソシアルダンスがあったそうです。
確かに、中国の公園では24式太極拳の人達とソシアルダンスは
共存していますが・・・・・・・・・・。
いいです、ありです。楽しければOK。
その後、達磨キュアハウスの皆さんとお食事会。
17人で居酒屋の一室を占拠して交流しちゃいました。
先生の人柄が反映された教室です。ガチガチの武術ではなく、
ちょっぴり武力に興味ありつつ和やかです。
・・・・・生徒さんの一人がデザインしたTシャツがカッコ
良いので、いつか私もデザインしてほしいなあ。
・・・・・・・・・・@
兄弟ブログ
浦東太極拳教室より
別のアプローチで太極拳全般と言うか、太極拳に
興味が出始めた人向けに書いてます。練習の時の
気持のありようなど、参考になればと思います。