陳氏太極拳、と、そんな生活

2011/03/15(火)12:02

暖をとる

生活(156)

上海 浦東で太極拳の教室、浦東太極拳教室より。 被災地の皆様、辛い状況、頑張っていらっしゃると思います。 ここからは頑張ってください、耐えてください! としか言えません。悔しい限りです。 では、ちょこっとだけ、私の持っている知識から。 輻射熱と言う言葉をご存知の人、既に沢山いらっしゃるかと 思います。 輻射熱と言うのはどうやら、放射する熱の様です。 個体や空気を介した熱伝導とは関係なく放射される様です。 何が言いたいかと言いますと、熱を発生させると、壁に 当たるまで放射ベクトルは続くらしいと言う事。 もっと簡単に言いますと、電気ストーブを付けると対称側は 段々熱を持つあれです。意外と遠くても熱を受けると言う事。 ですが、遠くなればなるほど、熱は薄くなります。これは 空気の熱伝導で熱が取られるからでしょうか・・・・ 結論。避難先でもし可能であるなら、避難所内で休息をとる 自分の場所は更にテントや段ボールで囲った方が少しは温かい 可能性があると言う事。 それから、服の中に熱をためる層を更に作る事。 やり方は、服の中にぐしゃぐしゃ丸めた新聞紙やビニール袋を 入れる事です。 これも意外と暖かいです。 帽子をかぶり、首にタオルを巻く事もお勧めです。 私は冷え症なので、夜は帽子をかぶらないと眠れません。 もし、配られる中にお湯があるようでしたら、お湯を少し ぬるくしてペットボトルに詰め、簡易湯たんぽにする事も 出来ますが、くれぐれも高温にしないでください。 ペットボトルが変形します。 また、低温やけどに気を付けてください。タオルでくるんでも、 同じ個所を温め続けない様に! うちのカミサンも一昨年の低温やけどで大変でした。 手足が冷えると、回復に時間が掛かります。 寒いと気持ちも弱くなります。 手が寒くなったら、パンパンと拍手するように何度か叩くと 毛細血管が刺激されて手の暖かさの回復が早くなります。 これは普通に中国の民間健康法です。 昨日は背伸びでリラックスの事を書きましたが、今日は 手をぐるぐる回す。です。 先ず片手、背泳ぎするように回し始めて、段々身体を手の 動きに合わせる様に前で円を作ります。慣れたらもう一つの 手も同じように背泳ぎの円を作り身体を振りながら手を回し ます。 両手で背泳ぎ風に、身体を振りながら回すのです。 スピードは適当で良いですが、大きく回すのがコツです。 肩や脇がバキバキ言う人もいるかと思います。 痛かったら小さな円にします。 この円が小さくなると、太極拳の運手や金剛タオチュイの 前半動作になるのですが、グルグル動かすだけで結構 気持ちいい運動になりますよ。 被災地の皆様頑張ってください。 現在、上海は急に寒くなりました。恐らく、数日後、東日本も 寒くなる可能性が有ります。 神様、何とかしてください!

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