陳氏太極拳、と、そんな生活

2016/01/07(木)18:42

ネットに繋がった日の事

生活(156)

上海で陳氏太極拳を指導する養芯会より。 私の回顧碌です。 先日のお話は、長い間に体験した環境の事やら便利でなくても意味がある事とかのお話。 一方、不便でそりゃないよ!と言うお話も。 今、海外に出ても、はっきり言って言葉が解らなくても何とかなると思います。それはインターネットの力です。そしてモバイルフォンと通信の力。 20数年前に初めて中国に留学した時、一部の友人は ポケベル と言うのを持っていました。 私が暮らす寮の部屋にはコードがちぎれかけた国内通話のみの固定電話。 ちなみに、お湯はセントラルヒーティングを発動させるボイラーまで魔法瓶を持って取りに行っていました。 ・・・・・ここまで書いて、全く単語の理解できない若者もいると思います。 さてと。 洛陽の仕事をはじめて、初期段階で学校にお願いしたのが、     部屋にインターネットを入れてほしい。 です。当時、ネットは便利だ!と言うのが学生を主体に生まれ、学校にも『電算室』『パソコン授業』があったので、意外とスムーズにOK貰いました。 が、着工まで1か月を要しました。 ランケーブルにがじゃっとつなげると・・・・・・やっと外の世界と繋がった自分が・・・・・・・ では無いです。最初はダイヤル回線だったのです。 スピードも明らかに遅くて、でも、そんな中で色々な日本の出来事を見る事が嬉しかったです。 その頃、自分のホームページ、洛陽の紹介の様なサイトを作っていました。 それが何となく『日本と繋がっている』と言う拠り所だったように思います。 現在は、携帯でぴぴっと繋がってしまいます。 どちらかがいいかと問われれば、断然今の方が良いです。 でも、同時に“携帯が無くても頑張れた自分”を忘れない様にしています。 何だかとりとめがないですが、最後に 対打練習の模様です。まだまだな3人(私を含む)に兄弟子たちが稽古を付けに来てくれていました。 外では雨が降ったり、また不測の事態における怪我を避ける為に、工事中の部屋を4か月借地しての稽古でした。 コンクリートうちっぱなし、当然ながら空調などは無い。明かりはハダカ電球。 1月から3月までの合宿だったと記憶しています。朝起きて一人練習をしてから、食事をとり、稽古場へ向かって2~3時間の練習。食事をして休息をとって、3時から6時まで練習。食事をとって夜は独り練習。 こんな感じでした。ちょっと極端な例かも知れませんね。 上海で太極拳に興味のある方、養芯会HPまでご連絡ください。

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