陳氏太極拳、と、そんな生活

2017/03/12(日)06:52

カンスケ ロスト 2017年3月8日10時  武がすべきこと その3

生活(156)

上海で太極拳を指導する養芯会、太極拳の塚本より 中国生活レポートです。 トイレでにゃおって、水筒を持って階下に降りるとカミサンがレンタサイクルの前で 「もにここにおいたらもにもだれでもにもに」 と何か言っていたけど、言語として認識できず。 チャリンコにのって、近所の金物屋に直行。1Mの針金を購入。 。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。 小さく、力も、心の圧力も弱い、いわゆるモブなので。鍛える時の心持は、 相手の方が、俺よりも強い。   相手の装備を破るのは至難。     相手の経験値は俺よりも上。   相手の人数は俺の体力(カロリー)を遥かに上回る   相手の出すカードは不明。瞬殺される可能性もある   俺の防御力は障子紙レベル。動いて破れないようにするしかない。   でも、絶対に護る 私の場合、試会って優劣ではないのです。 試合った後に、生き延びるための足りない所を模索するくらいな余裕のなさ。地面にべったりキスをしたり、ぼっきり折れちゃったり骨は当たり前に生きてきました。それを負けとは思わない。 俺はこれで16年、拳を磨いたのです。ぶち倒す力はホントに無い。護るために磨いたのです。 俺の事なんかどうでもいい。 。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。 買った針金を半分に切り、余分な分もさらに切り、いわゆる    ダウンジング の形にする。 落ち着け、オレ、カンスケは無事だ。生きてる。喰われてない。 、、、、でまずはカンスケを最後に認識できた場所へ移動して触覚トレース開始。オカルトを信じているわけではない。信じているのは俺の力。不安だけれど、護るためには全部さらけ出すしかない。 ここでは犬を喰う奴らがいる。と言うか、元々食いものだったらしいし。 でも 俺の家族なので、そうはいかないのだ。 落ち着け、落ち着け、落ち着け    オレ           カンスケとの記憶、カンスケのビジョン と言うのを1~5分間隔で探り、東側を中心に探りながら動く。犬が行きそうな場所、目と肌感覚でさっちしたら、呼びながらそこに行く。知覚に守衛さんがいたらためらう事無く     この犬、みませんでしたか? と聞く ・・・・・・・・・・・ 今思えば、この時点で俺の 発音イントネーション は日本人系になっていたと思う。でも、中国でも下っ端、いわゆる「反日属性」の守衛さん達は全力で俺を支持してくれていた(詳しくは省きますが、目撃・ありがとう~~) カンスケロストから、半径2kmの半円東側を捜索。 「かんすけ~」 「カンカンさ~ん」 呼びながら、近くのそこにしばらくいた人に尋ねて、更に呼ぶ。 現時点で1時間経過。 カンスケ、もうカンスケではないのか?それとも、もう肉になっちゃった? と、言う弱音を、最悪な恐怖感を独り言で追い出しながら。ひたすら探す。   俺は決めている、絶対に救い出す。 と、心の調整を何度した事か。   神様、、助けて。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・弱気な心。   すまん、カンスケ。こないだ、おまえが横のワンコとおしゃべりしたい時   歩いている時におしっこしたい時、全部だめ!にしたのはおじいちゃんと   おばあちゃんの約束の時間があったからなんだよ。   みんなで食べるラーメンの調理方法、お前の分もちゃんとあったの。   食べたでしょ。   今日の分も同じで、お前様のもあるの。みんなで食べようよ! ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 絶対探し出す。これが諦めるくらいなら、俺は武人ではない。 無様は問題ない、みっともないもOK。俺は武人なので、意地でも護る。 誰かより強いなんて、どうでもいい。 武の神様、俺に力を。   武は護る力 俺は武人、陳家の拳士、やまとおのこである。

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