2018/02/15(木)14:15
2001年洛陽在住、一人暮らし日本人の食卓
このブログは上海・東京・藤沢等で太極拳を指導する陳氏太極拳養芯会の塚本がぶつぶつ書いているものです。
現在、17年前、2001年・私が太極拳に関わった頃の事、中国河南洛陽での暮らしとアレコレを書いています。これが無いと、なんで太極拳?に繋がらないと思うのです。
羊飼いですよ!
まったくの手探り、バックパック一つ・トランク一つで地方都市にわたってからの16年間のお話です。
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そのいち!!
と言うくらい、地方都市の食文化ネタは沢山あります。
ですが、まずは私が洛陽入りしてからの生活状況から。
そもそも、胃の4/5を摘出しているので、外での食事は困難。
食べたとたん、ダンピングと言う血圧の急下降が起こり、ひどい時はケイレンと意識混濁です。
こんな状況で一日6時間練習していた私はちょっとどうかと思います。
さて、洛陽ではお惣菜屋さんが非常に非常に充実しています。
冷菜専門のお店や屋台があるのですが、それは今回は割愛。
あくまでも、まだ洛陽に慣れていなかった私の食卓事情。
近所の朝市へ食糧調達をするところから始まります。そこは道路一杯が市場で、早朝から新鮮な野菜やお肉などが並んでいます。
・・・・・と思ったら、一日中そういったお店は開いていました。ありゃー。
まあ、そういう市場通りで野菜や果物、肉、コメなどを買い込みます。
スーパーもあるのですが、当時は鮮度がまったく比較にならなかったので、皆さん青空市場で買うのが主流でした。
大量に買い込むので、リュックを持っていきます。何しろ、仕事・練習で時間がいっぱいなので、食事の仕込みはいつも1週間分ほどになるという事。
こんな感じのキッチンと言うか、調理スペースが部屋にはあります。
無駄に広く、間取りもあるのですが、全然機能的ではない。
取りあえず、まな板が置けて、卓上IHとプロパンのコンロが載る台。
そして、小さな流し。洗って切った野菜をドンドン茹でたり塩漬けにして、冷蔵庫に保存。
ご飯はなんと、途中で電子ジャーの支給があったので、ご飯は炊けるようになった。・・・のですが、だんだんと五穀がゆ・雑穀ご飯が主食になったので、土鍋で炊くようになってしまったのであった。
その後、更に後付け支給された電子レンジで温めなおすか、卓上電熱コンロで調理するかでご飯となりました。
基本は
ごはん 汁物 野菜炒めOr漬物 卵
このローテーションです。
カレーなどの調味料を使いまわし、何となく食生活スタート。
爆安の冷凍餃子もよく利用していました。
当時の胃袋の状態が原因で、濃いめのスープや香辛料の強いお惣菜等は食べられなかったのですが、それでも、チャレンジを繰り返していました。
その代表が
羊肉スープ
青空市場の近くには、たいてい、食事を出す屋台もあって、とてもおいしそうです。。。。。。いや、当時は衛生面を気にして、最初は食べる気が起きませんでした。
今ではたべるけど。美味しいし。
屋台でも、お店でも、ガスと練炭を併用して熱源にしていたようです。
練炭ってかなりの熱量になると、洛陽で知ったのでありました。
日本の七輪の様に、煙突構造なのでしょうか・・・・
外角はスチール、コンロの周りには練炭がいっぱい積んでありました。
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太極拳に興味のある方は養芯会HPまで御連絡ください。
東京・神奈川(藤沢)での指導を行っています。初心者・経験者とも問題なしです。様々な他の太極拳経験者にもこれまでの技術を更に生かす講座を用意しました。
養芯会と私の太極拳の映像です。
太極拳は老若男女、体力の弱い強い、運動能力に関わらず、誰でも練習できます。
平たく言うと中国式の筋トレであり、健康体操です。練習するほど色々な事が出来るようになって楽しいですよ。