2023/07/06(木)07:40
太極拳と気功について その3
ある日、私も聞いてみたのです。
ちょうど、「陳氏太極拳図説」があって、日本から持ち込んだ本に経絡についての図解もあったので。
鄭師父(当時は先生)に
「先生、図を見ると、沢山経絡がありますが、今の練習では何処の経穴、どこの経絡を意識するとかありますか??」私
「??、なんだ?経絡???そんなの気にしなくていいよ。上善如水だ。ポジション、無駄な力みを取る、意識して動く、後は○○○○だ。」先生
「ええええ??そんなので良いのですか?」私
「そもそもだな、そんな沢山の経絡をいちいち確認しながら練習できるか?ましてや、人と対峙した時に ”よし、経絡、こことここ!” なんて余裕があるか??」先生
「ごもっとも!」私
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なんでも、 気 と言うのは生命があればやどるみたいだし(場所や物体にも残るらしい・・・・風水の考えです)、別に太極拳のみの事ではない。
様々な気功がありますがでは太極拳と気功は別なのかと?
結論先に言うと、気功(内力操作)をしながら動いているのです。
太極拳の身体づくりのベースは黄帝内経・古代の健康法。動きながら身体の中を動かす。気功が先ではなく、練習しながら段々精度を上げて行く。
もちろん、初めは簡単な意識から、段々練習のアプローチを変えて精度を上げて行きます。
理論や知識を与えられても、すんなり出来るわけがない。
ギターもピアノも、最初は簡単な曲から。運指の練習をして、曲を奏で、理解をして。そして次の難易度に進む。
いきなり、高尚な理論と知識を渡されて「なるほど!」となるのは錯覚です。
ずばり、それは錯覚!!
1日で身につけた技術は1日で無くなる。
1日で身につけた技術は1日で教え切ってしまう。
そんなわけないじゃん! 勉強でも習い事でも、そんなインスタントな世界なわけが無い。。。。(でも、太極拳は1年2年の留学で先生になる人は沢山です)
大事なのは練習の仕方、つかみ取る段階。
これさえ知っていれば!と言うのは無いの。
薄い時間を過ごして安心するのは止めよう!!
・・・・・・と堅く語りましたが、太極拳のアドバンテージは毎日コツコツ自分のペースでフンワリ練習していると、自然に動きも身体もレベルを上げて行くところです。
何が言いたいかと言いますと、養芯会はその技術があると言う事。
わーい。
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中国の荒野にポツンとある村で生まれた、村を上げて鍛えて健康、様々な困難な状況と対抗し、勉強とかもする技術であったのが太極拳です。
単に健康を求めるのにも、ちょっぴりカッコよさげをイメージで来た方が上達できますよ!
太極拳に興味のある人、ほんのりカンフーで鍛えたい人。
御連絡ください。
運動苦手でも、意外と、段々、楽しくなります。
それっぽく鍛えるのが良いのです!
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