「スキャンダル」最後に泣けます!
観ていない方には「ネタばれ」かも。観た方は、一緒に「そうだったね~」と共感していただければ…。去年春の公開時に、こちらの映画館では上映されず、受け付けに文句を言いに行った作品。あれだけヨン様の初主演映画!と騒がれていたのに、上映されないとはっ!!!「配給元とかの関係ですか?」と半分湯気立たせながら聞いたら、「はい、そうです」との答え。そしたら、ビデオの最初に流れる新作ビデオ情報で紹介されている作品はどれもこちらではやっていなかったものばかり。でもでも、話題になっている時に見たかったものだ。…で、やっと借りて見ることができたー。小学2年のうちも子も見たい!と言っていたけど、見せなくてよかったー。ヨン様、とってもエロいです…。ヨンジュンさんの役どころは、「女好きの風流人」となっている。官職になるのを拒み、女遊びと詩や画に没頭する異端児、という設定。いきなり、女性に“ご奉仕”してもらっているところから始まる。そのチョ・ウォンさんは、いとこのチョ夫人(イ・ミスク)に、ある策謀を告げられる。子宝に恵まれないチョ夫人は、側室を迎える夫のユ長官の出張中に側室となる16歳のソオクの処女を奪い、はらませてほしい、とプレイボーイのウォンに持ちかけるのだ。ウォンはチョ夫人の体をその報酬に、と約束される。2人は若いころ、惹かれ合っていたが、体の関係はなかったらしい。ウォンはそれと同時に、結婚前に死んだ男に操を立て、27年間純潔を守ってきた未亡人のチョン・ヒヨン(チョン・ドヨン)の話を聞き、彼女をものにすると宣言。愛と欲望のゲームが始まる…。ヒヨンが身を寄せるおばさまの家を案内してもらい、プレゼント攻撃にはじまり、本屋で偶然ばったり、を装ったり、彼女が執心している天主教に多額の寄付をして信頼をとりつけたり。極め付きは彼女を暴漢に襲わせ、通りかかったふりをして助ける古典的な作戦。ヨンジュンさんの華麗な立ち回りが見られます。ありとあらゆる手を使って、ヒヨンの心を解きほぐし、見事に落とした後、いつもはその情事を春画に残すウォンが、このときばかりは描かない。やはり、ミイラ取りがミイラになって、彼女を愛し始めたのだね…と思った矢先、彼の口から聞かれたのは、冷たい別れの言葉。もう愛していない、と。身持ちの堅い女を口説き落とすただのゲームで、目的が達せられればそれでいいのか!!!???一番心を動かされたのは、策謀の主でもあるチョ夫人の本心を知った時。彼女は、ウォンにゲームをさせながら、隣の家の副大臣の息子イノを誘惑したり、とお盛ん。でも、最後の最後で見せたのは…。私はあそこでダーッと泣けてきました。セリフはないが、彼女の行動と表情がすべてを物語っていて、「じゃあ、なぜあんな仕打ちを!」と思ってしまう。私は観たかどうか忘れてしまったけど、グレン・クローズらが出演した映画「危険な関係」のリメイク。最近ではリース・ウィザースプーンらが出演するNYの高校生版「クルーエル・インテンションズ」。「スキャンダル」はその韓国版で、18世紀の李朝時代の朝鮮が舞台。チマチョゴリのシルク感がすてき。ヒヨンとのラブシーンでは、全裸を見せるヨンジュンさんですが、なぜ、あのお帽子は取らないのかなあ…?セクシーだけど、ちょっと笑えるシーンでもありまする。それにしてもチョン・ドヨンって、けっこう地味な女優さん。本当に身持ち堅そう…。なわりに、けっこうドラマや映画で脱いでいるもよう…。ぺ・ヨンジュン初主演映画「スキャンダル」DVD通販限定コレクターズボックスこちらはピクチャーDVDです。【3,800円】ペ・ヨンジュンの素顔の魅力、華麗な時代絵巻を作り上げた制作の舞台裏などファン必...↓ななさんのHPで、2月6日の「このシーン」というところの映像、観てみてね。「スキャンダル」撮影中のヨンジュンさんのインタビューが笑えます。でも、かっこよし!です。ななさん、ありがとう♪http://www.plaza.rakuten.co.jp/nanasannohp/す、すいません。初心者にて、飛ばせるワザができません…。2月6日を見てね。ななさん、すいません…(-_-;)