2004/12/10(金)00:41
●おもてなし上手・もてなされ上手●
<おもてなし>
お食事の準備、部屋の片付け、気遣いなどのイメージがありませんか。
今日、おもてなしのイメージをガラッと変える、「う~~ん、なるほど」
というお話を伺いました。
おもてなし上手な人は、
「来てくれて嬉しい! いつでも来てね」という気持ちを、お客様に
伝えることができる人。
●お食事の準備をバッチリ完璧にするよりも、
「こんなものしかないけれど、いつでも遊びに来てね」といえる人。
お腹イッパイにならなくても、そんな家には遊びに行きたいと思われる。
***
うーん、確かに。
私は、英会話スクール勤務時代、各国の外国人と働いていましたが、
彼らのパーティは、ドミノピザに、コンビ二のビールとコーラだったり
します。それらをつまみながらする、楽しいお喋りこそが、集まる目的
だから。お片づけも楽だしね♪
おいしいお食事も、素敵なおもてなしですが、完璧にしようとするよりも
喜んでもらえたら嬉しいから作りたいわっ、という気持ちが出たとき
だけでも良いのかもしれませんね。
●お客様を「つかえる」人
完璧にホスト・ホステスとして「もてなそう」とすると、壁を作って
しまう。お客様も恐縮して、居心地が悪い。
完璧にはできません、という開き直りが大切なのだ。
***
うーん、確かに・・・。
お料理やテーブルメイクの準備をしたり、できたお料理を運んだり
したくても「座ってて」と言われたり、食事後にすぐ横のシンクに
お皿を下げようとしても、「あーーおいといて」と言われると、
恐縮しちゃいます。
いや、言われ方もあるかもしれません。
ホスト側が準備中でも、アルバムなんかを見せてくれたり、おしゃべり
しながら待てたりすると、あまり違和感がないかもしれません。
ダイニングキッチンではなく、キッチンとは別のところにある場合は、
「キッチン汚いから見られたくないわぁ」なんて明るく言われると、
片付けやすいようにお皿をまとめてそのままにしてよう、と思います。
●逆に、もてなされ上手は・・・
リラックスして甘えられる人。
***
う~ん、確かに。
変に恐縮しすぎたり、気を使いすぎたりされる方は、誘いにくいかも
しれませんね。
核家族化が進み、自宅へのお客様は一昔前より圧倒的に減っています。
おもてなし上手、もてなされ上手な大人が増えたら、それを見て育つ
子どもたちも、お互いが心地よい関係が築けるように思います。
ホテル流のおもてなし、居酒屋流のおもてなし、自宅でのおもてなし、
お客様の「快適さ」は異なります。相手が心地よくなってくれるような
おもてなし上手に、そして、ホストも自分も楽しいもてなされ上手に
なりたいと思います。