ラジオ聴いてくださった方ありがとうございました!!
今日も電話収録の形で出演させてもらっていたので、音声が聞きとりづらかったと思います。
でも昨日よりはゆっくり喋っているので、昨日よりは聴いてもらえたかなと思います。
今日の内容は、ラジオ体操の少し奥深いところ、ということでお題をいただいていて、今日も1分程度で話す必要がありました。
というわけで、
ラジオ体操第1の1番目「伸びの運動」を少しだけ説明させていただきました。
【伸びの運動、ポイント1】
伸ばすのは、背中です。
背中がぐーーっとまっすぐ伸びるように腕を真上に伸ばします。
肘を伸ばして、そして、ただ腕を上げるだけではなく、そこからもう3センチ上に上げるようにしてみてください。
そうすると、腕の高さが変わったはずです。
腕だけじゃなく、背中からぐっと上に伸びた実感がすると思います。
ついでに、お腹も体側も伸びるのが感じられると思います。
自分の体、どのような感じがするか、感じてみてください。
上半身をここまで伸ばしてほしい。
【伸びの運動、ポイント2】
踵は床につけっぱなしにしておいてください。
足は下、手は上。
上下に引っ張り合うイメージで、背中を伸ばします。
~ラジオで伝えきれなかったこと~
(1)手の指先の形について。
卵をふわっと握るような形を作ってください。
指先の力を抜いてほしいんです。
指先をピンと伸ばしたり、グーにしたりすると、余分な力が入ってしまって腕や肩、背中にまで力みが出てしまい、背中が伸ばせなくなります。
筋肉を伸ばすためには、余分な力は抜きます。
そのために、手の指先は、卵をふわっと握る形にしてください。
(2)腕の動きについて。
上に「ぐーーーーっ」と伸びて、しっかり伸びきったら横から「すーーーーっ」と降ろしてきてください。
ビシッ!ビシッ!としたきびきびとした動きはここでは必要ありません。
テレビ体操のお姉さんやお兄さんを見てください。
ぐーーーーっと伸びて、すーーーーっと降ろしています。
背中がよーーく伸びることが目的ですので、それが達成されるように動くことができればよいです。
「伸びの運動」だけでもこれだけポイントがあります。
そして、ラジオ体操第1は全部で13個の運動があります。
ラジオ体操講習会ではこれらを一つ一つ伝えていきます。
そして、もう一つのお題をいただいていて、
「どんな人にラジオ体操がオススメですか」というお題でした。
そこで、
運動した方がいいと思っているけど、何から始めてよいかわからない人にオススメです、と言いました。
ラジオ体操は先生がいなくてもできます。
音楽さえ流せば、誰でもできます。
音楽がなくてもできます。
いつでも、どこでもできます。
家でも外でもできます。
畳一畳分のスペースがあればできます。
お金もかかりません。
とりあえず、誰でもできます。
そして、継続しやすいものです。
まずは一日に1回でもやってみてほしい。
そして、そのうち、毎日してみたらいいと思います。
それで物足りなければ、他の運動を始めてみたらいいと思います。
そして、ラジオ体操に少しでも興味を持ってくれたなら、NPO法人全国ラジオ体操連盟が主催する「ラジオ体操講習会」に参加するか、ラジオ体操指導士が講師を務めるラジオ体操講習会等に参加してみてください。
ラジオ体操の奥深さや体への効果に驚くと思いますし、きっとラジオ体操をリスペクトできると思います。
私、当山倫子は、ラジオ体操講習会を受けて目からウロコが落ちた一人です。
体育大学出身で、現役体育教師だった当時に講習会を受けて目からウロコが落ちました。
ラジオ体操の正しい動作について、知ってて損はありません。
毎日の積み重ねは大きいので、より体に効果が感じられる動作でラジオ体操してもらえたら嬉しいです。
今日も文字量が多くてごめんなさい。
ラジオで伝えきれなかったこと、伝えきっておきたくて、ここに書かせてもらいました。
最後まで読んでくださった方、ありがとうございます。
あ、そうそう、
私、ラジオの中でやたらと「筋肉痛がくる」と言ってました。
ラジオの中だけでは私の言葉も足りていないので、誤解がないように説明しておきますね。
筋肉痛がくることがいいというわけではなくて、
筋肉痛がくるということは、普段使い切れていない筋肉を動かすことができた、という証なので、運動効果があった、ということです。
ラジオ体操をして筋肉痛がきた、ということは、ラジオ体操によって普段使い切れていない筋肉を使ったり伸ばしたりすることができたので、運動効果があったということで、それがいいということです。
皆さん、
ここまでお付き合いいただきありがとうございました!!