楽天が第１回ファン感謝祭の概要を２８日、発表した。他球団では年に１度が通例のイベントを、東北６県で行うという画期的な試みで１１月１９日、２０日、２３日の３日間で開催。４２選手が参加予定だ。選手と触れ合い、「東北横断イーグルスクイズ」など、内容も盛りだくさん。一般チケットは同７日から発売。また３日には、新球団誕生を記念する１周年イベントも仙台で開催される。

　集え、イーグルスおたく！　ファン感謝デーの目玉は「東北横断楽天イーグルスクイズ」だ。簡単にいえば、某テレビ番組でおなじみ「ウルトラクイズ」楽天バージョン。東北６県の各会場で予選を行い、勝ち進むと２３日宮城スタジアム開催の決勝大会に進出できる。出題はチーム関連で「背番号○の選手は？」といった初心者向けから「楽天に潜む球界最古参の用具係のフルネームは？」といった難題も予想される。イーグルス知識を披露するには絶好のチャンスだ。

せめてものおわびの思いを込めて、大盤振る舞いします…。日本ハムが１１月２７日のファン感謝デー（札幌ドーム）で、今季の各選手グッズを福袋にして「たたき売り」を行うことを、２３日までに決めた。１万円を２００個、５０００円を８００個用意する予定。定価にすれば３～４倍相当というお買い得な１日限りの限定品で、ファンへ還元するつもりだ。

　日本シリーズが盛り上がる中、ただ指をくわえていたわけではなかった。今季は２年連続プレーオフを逃し、５位に低迷。ファンのために、せめて何かできないか－、と考え付いたのが福袋だ。球団担当者は「かなりのお宝が入っています。期待してください」と自信満々。選手全員がファンの前に登場する、今年最後の場で福袋１０００個を販売することになった。

　ただの今季の売れ残ったグッズを売る「在庫一掃セール」ではない。お宝グッズも用意した。通常は販売されていない新庄、ダルビッシュら選手のパネルも一部に封入される予定。「ファンに喜んでもらえると思うので、かなり頑張りました」（担当者）と、定価にして３～４倍相当のグッズが１袋の中に入っているという。売り切れご免－は間違いないが、ゲットできれば、プレミア必至の一品となりそうだ。