陸上競技をおおいに楽しもう!

2008/08/21(木)07:34

ボルト選手が100m,200m,の2冠達成!!

陸上競技(108)

200mの前世界記録保持者 マイケルジョンソンのラストラン 2001.9.15 横浜でのスーパー陸上にて ボルト選手 ( 右淵)が9”72の世界記録を出したときの模様 2008.5 ニュ-ヨーク 昨日(20日)の五輪の各会場では,後半の競技が盛況だった。 陸上競技では,何といってもウサイン・ボルト選手が出場する男子200mの決勝が,色々な 意味で注目されました。 100mの9”69はほとんど無風のまま,好スタート,ダッシュ,力感溢れや走法で50~ 60mで他を圧倒してしまいました。 70m付近では,もう勝利を確信したような,大きく両腕を広げ( 本当は両レーンの選手の 競争妨害にあたりましょうが,彼には無関心 ),それでも2~3mあまりの大差を付けてゴ ールイン。 これで200mを走らせたら ---- 2007大阪でのT・ゲイに続き2位でゴールした長身 選手で,かすかに記憶していました。 今回は,スタートはまずまず,コーナーは相変わらず外側を通っていましたが,彼には少々の ロスは関係ないようです。 わずかのリードで直線へ,ここで彼の本領が発揮されました。 2,3位に入選した選手 ( アメリカのスピアモン選手他2名 ) がコーナーで内戦突破をさ せるほど「 競技への無言の圧力 」を彼らに与えていたことがわかります。 直線は,彼のふんだんの魅力のあるストライド走法がふんだんに見られました。 ゴール後は,トラックに感謝のキスもしていました。 ボルト選手は100mの9”69,200mの19”30と自身の本年5月の録9”72はも ちろん,あの偉大な1996年のマイケル・ジョンソンの大記録19”32をも破ってしまい ました。 ジンソン選手は10”12-9”20のラップタイムだそうですが,ボルト選手は10”20 -9”10位だったかもしれません。後半型で,全力を珍しく出してくれました。 彼の生い立ちは,必ずしも恵まれなかったといいます。 もちろん今もそれほどではないと思います。 しかし,ジャマイカの国の風----国を挙げての陸上競技の授業など関心の高さは群を抜いてい ます。 留学先,著名な選手のスポンサーはアメリカでしょう。 あの,長年活躍し,居間はスロベニアでも選手制生活を続けているオッテイもこの島で育った のでしょうか。 とても味わえないようなおおらかさを感じます。 これから,彼にはきちんとレースをして欲しいし,夢を与える偉大なランナーへと育っていっ て欲しいものです。 彼の食事は,朝はなし。昼夜はチキンナゲットが主体と聞いています。 本当かいなかはわかりませんが,あのカール・ルイスが菜食主義(でも,鳥のささ身のように 脂肪分がほとんどないものを食していたようです)で有名だったそうです。 やはり,妙に型にはめると彼のユニークさがなくなってしまいますが,栄養面で少し気を 使ったほうが良いかもしれません。 現在の絶好調な時期を少しでも長く続け,世界の陸上競技界をリードしていってもらいたいで すね。 ボルト選手2冠達成おめでとう。 でも,他の2強A・パウエル,T・ゲイその他のスプリンターの奮起も望みます。 もちろん,日本選手にも,新しい勢力が出てくることを期待します。 の本の女子ソフトボールの活躍ぶりなどについては,後ほど述べてみたいと思います。

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