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愛の火は外には在らず酔芙蓉
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★★★ 愛写真俳句zbr0200『 遠花火あの日あの時あの仕草 』tq0801 へのコメント交心です。 ★★★
女と男の情のあわいに愛の置き場所というのは在るのかもしれないなとふと思いました。
愛はふたりの間で、どこに置けば、共振共鳴し合って、お互いに確かめ合えるものになるのでしょうね・・・
万葉の時代のように直情や情の深さがそのまま通用する時代ではないですから・・・
「火の恋や焔のような物語」は過燃焼ですから燃え尽き症候群に陥ってしまうようです。
若い頃はそれはそれでひとつのドラマとして体験できれば素晴らしいことでしょうけれど、それなりの年齢になったらそれなりの燃焼のありように移行できるようになりたいものだと念っています。
ぼくは言葉遊びの上ではその愛をスローライフの愛、スローセックス、と呼んでいます。
プラトニックラブではなく、タオイックラブを模索しているんですけれど・・・
道標は一休さん、良寛さんの至福の愛です。
一休さんと森女さんのめぐり逢いも、良寛さんと貞心尼さんの巡り愛も、夜を徹した語り愛からはじまるんですよね。
語りたい、語りを聞いてほしい、語ってほしいの迸る情が起こっていたのでしょうね。
一休さんも良寛さんも初めのうちはその迸る情にたじろぐほどだったようです。
ぼくの場合は言葉あそびのイメージトレーニングですから、ひとり遊びよりもふたり遊び、ふたり遊びよりも三人遊びの方がイメージが豊かになっていくのでしょうけれど、稚拙すぎて、遊んでみようかと思う心さえまだ呼び込めない未熟種なんです。
<女はそんな出鱈目を訊きながら
分かれた別の男と見た遠い花火を思い出していました> 芽人
このことについて対話がはじまり、思いが共有されて、新たな地平が相互に開かれていくとそれぞれにやさしくなって、愛が内面化されていくような気がします。
タオイックラブの序章と呼んでいいのでしょうね・・・
ぼくの関心の地平に想をもらってしまいましたが、鄙隠り老仁の妄想、笑ってご寛容くださいね。
芽人さん、愛についての色々のフィクションを開示してくださいね。
また、よろしくお願いします。
愛の火は外には在らず酔芙蓉 旅仁
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