★ ゚゚・。・゚♥゚・。・゚ ❤ 瘋癲老仁妄句 ❤ ゚・。・゚♥゚・。・゚゚ ★
★ パチンと、 ランキングにご協力くださいね。
にほんブログ村
★ ありがとうございます。
❤ 瘋癲老仁妄句zrq3001
――♪♥♪―――――――――――――♪♥♪――
鶏頭や煩悩尽きること知らず
――♪♥♪―――――――――――――♪♥♪――
> 橘の 寺の長屋に 我が率寝し 童女放りは 髪上げつらむか 。。。作者未詳 (巻16・3822)
【 仁 自遊訳 】
橘寺の長屋にかわいいおかっぱ頭の娘さんがいたよ。純心で、大らかな心の娘さんだった。大好きになって、一夜、愛し合った。
あの娘さんも、もう、髪上げをして、結婚しているだろうなぁ・・・。幸せに暮らしていてくれればいいけれど・・・
作者未詳の歌です。
特別な人が詠んだものじゃない。たとえば老仁のような普通の人が詠んだのかもしれません。
詠まれたのは赴任した頃の下級役人時代で、飛鳥の街の明るさと熱気に感嘆し、街造りに専念し深く飛鳥を愛した青年期を懐かしんでいる風情です。今はもう政府高官に出世しているのかもしれません・・・
ぼくのような只の庶民じゃない。
正直、驚きました。
ほんとうにこんな世界があったのだろうか・・・
けれど、あっても、すこしもおかしくない世界なんですよね・・・
飛鳥は百済の言葉で安宿の郷を意味するそうです。安宿の郷を求めて辿り着いた渡来人の新天地、安堵と夢が充満しているのを感じます。
筑紫国の海人族の大移動がはじまっていたのでしょうか・・・
今の世界に、この生き方を持ってきたら、どうなんでしょう・・・
今の世は、政治家や官僚の傲慢と頽廃が終末観を漂わせていますけれど、敗戦後の荒野から新しい日本を再生していく希望と熱気、奮闘と自由さに溢れていた気概、人間力の発現と重なるような気がします。
ただ戦後日本は紐付きでしたけれど、飛鳥は真っ新の建国だったろうと念います。
中華思想に学びながらも縄文古来の海人族としての人間性と文化が継承されてきたようです。
けれど、昔も、今も、こんな世界は、普通のこととして、在るんでしょうね。
心が素朴になれば、それが自然なことなのだと思うのですけれど・・・
人々の心の中に、共同体の暮らしの安寧と絆そして和を以て貴しとなす平和への願いを継承してきていました。その理念を持った長老が長を務め、神の言葉を伝えるものとして共同体を守ってきたのでしょう。
さまざまな万葉人の心を辿ってみようと思いますけれど、最初に出会った万葉歌が、「明日香風」で、そして「童女放り」だということは、老仁の今にシンクロしすぎた選択なのでしょうか・・・瘋癲老仁妄詩の流れとしては流れのまんまなのでしょう・・・
けれど、この世界が、自然の流れとして起こるのには、自然の流れがあるんでしょうね。
それが飛鳥という時代の創造性だったのでしょう。
その創造性のダイナミックな流れの中に、長屋の娘さんの心も開かれていたのです。
長屋の娘さんの心を開き、夢を見させた明日香の風土と人間ドラマを、老仁の最後の故郷の火として、旅していこうと思います。
明日香風は、権力者たちの間にもさまざまな夢を抱かせたけれど、庶民にも新しい世界を待ち、楽しむ心を抱かせたのでしょう。老仁にとっての明日香風は、おかっぱ娘に夢を抱かせる風の源泉です。
ちっご風起こす情(こころ)に酔芙蓉 仁
今ここ一番明日は明日に
明日香風心奪いし冬薔薇 仁
未だ醒めざる幻の夢
冬暁や呼び醒まさんか和の心 仁
是非の根源誠に至れ
★★★ 『 回帰する心を明日香に遊ばせて万葉の恋手繰り寄せけり 』瘋癲老仁妄詩33-01 へどうぞ!!! ★★★
★ パチンと、 ランキングにご協力くださいね。
にほんブログ村
★ ありがとうございます。
❤ ゚゚゚・゚゚。・♥・。。。 ❤ 青柳仁リンク ❤ 。。。・♥・。゚゚・゚゚゚ ❤
★★★ 筑紫風575交心zrr3111『 百合の花夢は見ずとも死にとなし 』 へどうぞ!!! ★★★
筑紫風575交心zrr3111『 百合の花夢は見ずとも死にとなし 』 へどうぞ!!!
★★★ 『 愛呼今飛鳥の今を翔け巡る 』瘋癲老仁妄詩33-03 へどうぞ!!! ★★★
★ 。。。・♥・。゚゚ ❤ そのまんま575で交心 ❤ ゚゚。・♥・。。。 ★
★ パチンと、 ランキングにご協力くださいね。
俳句・短歌ランキング
★ ありがとうございます。