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゚♠゚ 良寛さんの歌交心0672-01
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なにとなく心さやぎていねられず
あしたは春のはじめと思へば
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【 仁 自遊訳 】
とりわけて心躍るということでもなく
平常心に変わりはないんだけれどね、
どこか心がざわめいて、眠れないでいるよ。
あしたからもう春の初めだからね、
もう春だと念うだけで心が華やいでくるよ。
雪呼さんより、元旦の朝、 『 恋しさは雪に結晶観るごとし 』 に良寛さんの歌を寄せてもらっていました。
雪呼さん、いつもあい風ありがとうございます。
良寛さん生誕150周年記念の年、良寛さんに巡り会って、雪呼さんに巡り会って、良寛さんの詩句を毎朝送っていただいて、良寛さんと向き合い、対話できる日々を送ってきました。おかげで、良寛さんの愛語の心が、すこし、感じられるようになってきました。
愚仁、凡仁なりに、良寛さんの愛語を、真似しながら、一日一生の思いで、丁寧に生きていけるようになればいいなぁ、と願っています。
温暖な筑後にいては越後の自然と風土、とりわけ冬の厳しさを想像もできませんけれど、雪呼さんの日々の暮らしの中に、その人情、風土、現実を教えてもらうことができて、良寛さんをよりリアルに追体験できます。
雪呼さん、本当にありがとうございます。
初風や良寛に拠りやわらかく 仁
心開けば物皆やさし
> 良寛歌0672 なにとなく心さやぎていねられずあしたは春のはじめと思へば
新春を言祝ぐ心が大きいのでしょうけれど、
しかし現実的にも、良寛さんにとって、ひたすら、春を待つ心しかないのでしょうね。どんなに我慢強く、どんなにひとり遊びの達人でも、四、五か月も、あの極寒の雪の夜を過ごすことは容易なことではないに違いありません。
ただひたすらに春を待つ。
草木も、虫も、獣も、生あるものは、みな、ただひたすらに春を待っているのでしょう。
温暖で平穏な筑後仁には、想像さえできない世界だし、もう失ってしまった感性だし、スタンスなのでしょうね。よ~らちっご仁は、もう、軟弱になってしまうのです。
寒を失い、闇を失ってきた現代人一般にもあてはまる欠落なのかもしれません。
忍耐する力、待つ力、信じる力、愛する力・・・人間に最も大切なこれらの生きる力が、欠落していることを感じます。あらゆる生き物が培い、鍛錬し、生き抜いてきた自然力、命力が矮小化され、軟弱化されてきているのでしょうか・・・。
それでも、軟弱化した愚仁も、それでも学べる良寛さんの心があります。
もう一度、
待つ心と、喜ぶ心を、回復したいと願います。
この二つは、勉強も修業も要りませんよね。
よ~ら仁にもできるスタンスです。
お降りのなによりうれし加齢かな 仁
今あることのそのままが好し
> 良寛歌0685 言の葉もいかがかくべき雲霞晴れぬる今日の不二の高根に
雲も霞も晴れ渡って、元旦の御空に富士山がくっきりと現れる。
すばらしい光景でしょうね。
富士山と共に暮らしてきた人々にとっても、言葉に表現できないほどの感動と荘重さを秘めているのでしょうね。井の中の蛙のちっご仁には、写真見ても、ニュースで見ても、感動してしまうほどです。諸国を行脚した良寛さんは、そんな富士山を何度も何度も巡り会い、襟を正してきたのでしょう。
生涯に一度でいい、そんな富士山に巡り会いたくなります。
初御空永久の初恋不二の嶺 仁
今なお続く忍ぶ初恋
不二の山に恋をして、
見る物、逢う物、みんな恋心で喜び、
一時を、
刹那を、
楽しんでいきたい。
雪呼さんにも
わくわくどきどきの今日が
いつでも輝きますように。
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まさおなる初空愛呼舞いにけり 仁
初明かりわが時空には愛呼満つ 仁
初風に載りて愛呼の声とどく 仁
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