めいてい君のブログ

2018/10/04(木)21:10

免疫による癌治療方法が「苦しみの延命治療」から「幸せの完治薬」へ昇華!  「オプジーボという結合阻害薬」の発明にノーベル賞!

新技術(30)

​​​​​​​​​​​​​​​​​​☆ 以前からお話ししているように ​​小生は「丸山ワクチン」で 父(*)への胃癌の「余命:半年宣告」​​ を「延命:5年以上~10年」とすることができた (*30余年前に逝去、地下鉄千駄木駅近くの 日本医科大学付属病院ワクチン療法研究施設 の丸山千里博士のところに通ったものだ)。 ​この丸山ワクチン投与は、 「結核に罹った患者には癌で死ぬ確率が低い」​ ​という「知見」を信じたものであった。​ 科学的根拠よりも知見に重点がある。 「癌細胞」の攻撃力は機関銃のようなものであり、 「丸山ワクチン」の「火縄銃」では 一旦は驚いて攻撃をとめるが、 火縄銃を虚しく打ち続けなければならなかった。 癌の「マシンガン」には 到底敵わなかったのである。 ワクチン投与の延命は「苦痛の人生」を 本人および家族に与えたかも知れない? ワクチン投与を選んだのは小生なのであるが、 胃癌や浸潤性血液癌による痛みからか、 患者本人がワクチンAB注射に気付き 拒絶する不運となった。 小生は、患者の骨を拾った際に 骨にまで達していた「癌」の物凄さを 知ったのであった。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ​他方で、 免疫力を最大限に生かした方法が現れた。​ 今回の​​ノーベル​​​医学・生理学賞​は、 「癌細胞は 免疫がもつバリアーの、癌細胞と 同盟を結び攻撃しなくする性質を 巧妙に利用する」ことを解明した。  特効薬:​「​​オプジーボ​(抗PDー1抗体薬*)​は その秘密染みた癌細胞・免疫細胞との契約関係​ を破壊(=阻害)するもの」である。 ​​​​<*PD-1(Programmed cell death 1)>​​​​ つまり、「癌細胞が出す全ての協力関係の 情報(T細胞のPD-1とPDL1/2の結託)を 遮断し、免疫細胞に対して 直接的な癌細胞への粉砕・攻撃に専念させる」 のである。​ ​このような「​​阻害薬・オプジーボ​​」 の開発を行った研究は​ 人体には危険な薬害を齎さないもの として高く評価できよう。 ​従来のイレッサなどの 直接的な癌治療薬が 強烈な副作用をもっており​ 危険な面を考慮しなければならない のと比較すれば 人類に新しい福音をもたらすもの →「阻害薬」開発である。 ☆ 奇しくも、 NEWS ZEROで新しくキャスターに就任した、 有働由美子アナウンサーから この福音の発明にたいする ​​​ノーベル医学・生理学賞​​受賞の情報をえた。​ ​ノーベル賞受賞の 本庶 佑 京都大学特別教授達! おめでとうございます。​​ 彼の「教科書(=知見?)を 信ずるなかれ」という ​​言葉は真理を探究する学者の本分であろう。 ・・・・・・・・・・・ 地球物理学にも同様の信念の持ち主が欲しいものだ。 ノーベル賞を離婚慰謝料に当てこすった輩の 「地球の未来を隠している姿」には その賞の値打ちはあるまい?が・・・ ・・・・・・・・・・・ 嘗て、 秦の始皇帝が不老長寿の妙薬を求めて 東国(=我が国)に特使を遣わそうとしたが、 今まさにそれが現実になったようである。 親父が存命の時には 「オプジーボ」を知らなかったし、 免疫力は弱いものとしか理解できなかった。 如何に「知見」とはアヤフヤナものである。 長生きはしたいものである! (免疫力だけに、直接の治療薬、手術などと  違い副作用は少ないものの、  全く危険でないものとは言えない。  たとえば、免疫力をすでに使用中の場合や、  免疫力が利きにくい病気などには  注意が必要であるらしい。) ​​ ・・・参考・・・ <https://www.nikkei.comから>​​​​​​​​​ 小野薬品工業の「オプジーボ」の説明 <https://www.ono-oncology.jp/contents/patient/> ☆ 既に、「オプジーボ」開発により 株価は評価されている。 ​​ ​​​​​​

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