2023/04/05(水)00:00
SVBという銀行は企業の育成を主眼とするはずの銀行であり、特殊な技術力をいち早く世界に紹介する力を持っていたはず❣
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Microsoft Being
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SVBという銀行は技術の箱舟に入っている企業を
いち早く見つけ世界に届ける能力~卵から孵化させ
ヒヨコを育成する=スタートアップを発信し続けた
が何故倒れたのだろう。
この米国カリフォルニアには、高い技術力を持ち
ながら、上場企業のように世界に知られた企業として
発信できていない企業にその能力を身に付けさせる
「スタートアップ企業のカタパルト」として
→SVBがあったはず。
技術に関しては保守的である日本では
新規の技術を世界に発信できた企業は~
1,000社に3社(千に三つの世界)だとされている。
米国は自由の社会であり、優れたものをそのままに
受け入れる広い心と、それを支えるシステムが存在する
ことを証明しているのが~このSVBの存在であろう。
この地域にはコンピューター関連の技術の集積が高く、
日本以上の新しい領域での企業の存立が保証されており、
SVBの可能性は高いと思われていた。
このような新規企業を多く抱えたSVB(将来において
新分野で多額の業績が期待できる孵化装置に居る企業群を
抱えた銀行)が倒れてしまったのは誠に勿体ないことである。
本来、銀行とは、このような新規企業を育成するのが役割
である。
信用創造の機能を果たらかせて、このように有能な企業を
優位に働かせて、育成することがこれら銀行の役割である。
それなのにこのように有能な銀行を倒産に追いやった
のはスタートアップ銀行としての役割を見失ったのであろう。
経営陣は利上げに反応して、価格が落ち込んだ債権を大量に
購入しているが、価格面で、落ち込んだ債券を売却する時期を
見失っている。
FRBの動きを見て、利下げ(債券の上昇時期)を把握でき
なかったのであろう。
FRBは余りに度々に利上げをし過ぎており、市場の
利下げのタイミングを失っているのが、根本原因では
ないだろうか。
FRBはこれらの銀行は儲けることは稀であっても、
情報不足に陥り倒産することのないように
配慮・指導すべきであろう。
SVBの倒産は、このようなスタートアップ段階の
企業の脆弱さを支えて余りある経営上のタフさを
経営陣が培わねばならないこと、また、信用創造が
特に強固であらねばならない事(この段階の企業は体質が
弱いので特に注意すべきである)などからFRBやその他
監督金融業界はその資金繰りなどに目を光らせるべきである。
従って今回の倒産は、FRBを含めて政府の責任が大きいと
言わねばなるまい。
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