日本全国城巡り(63)【唐造りの天守閣】北九州の小倉城に行ってきた
日本全国城巡り第63弾は北九州・福岡県の小倉城。独特の唐造りの天守が見たくて、はるばる九州まで足を運んだ。だだこのお城、評判がよくない北側から眺める小倉城天守閣。手前に見える三層櫓みたいな建物は、隣の神社の建物らしい。この方角からだと、どうしても逆光になってしまう。北東から眺める小倉城天守閣。人通りの多い道路からの撮影になるので、非常に気を使う。撮影ポイントも限られ、このお城の悪評に繋がっている南東から眺める小倉城天守閣。樹木が邪魔して最上階しか見えていない。背後に写り込む派手な形&色のモダンな建造物群が、景観を損ねている。南から眺める小倉城天守閣。周囲の大木が邪魔であんまり見映えがしない西側から眺める小倉城天守閣。なんとなく岡崎城を思い出してしまった。天守閣入り口。左側の櫓みたいな建物の中は売店。小倉城のホームページに掲載されていたグッズの多くが品切れ状態で売ってなくて残念だった。これが本来の小倉城天守閣の姿。江戸時代末期に焼失する前は、この様に最上階以外、破風を持たないシンプルな形状をしていた。このオリジナルデザインの方が層塔型天守の特徴を表していて好きなのだが、戦後天守閣が鉄筋コンクリートで再建される際、地元市民の要請で派手な破風飾りが大量に追加され、かつてとはかなりイメージの異なる天守閣として復興。