ヤリス試乗した
先日、ヤリスに試乗させてもらいました。本命はMTですが、試乗車なんてありません。乗らせてもらったのはガソリンのCVTで、中間グレードGです。コンパクトではありますが、抑揚が効いているので見た目は意外にボリューミー。5ナンバー枠いっぱいなので、室内幅は余裕あります。前席はヘッドレスト一体型のシートですが、座り心地など問題ないです。運転席のポジションを確保してみての後席は、膝前に拳2個弱。もっとキツキツかと思っていたので、嬉しい誤算。頭上は、低くて拳1個ちょっと。まあ、実用性は充分です。トランクも、まあ必要充分。測っていませんけど、買い物かご二つくらい入りそうです。運転席からの視界は、左右とも斜め後方が見にくいか。その他は特に気になりませんでした。さて、エンジン始動。3気筒だけど、音、振動共に気になりません。走り出し。歩道の段差を越えるだけで、良いダンパー感が出ています。走り出しも軽やか。CVTの癖もありません。1t弱の車体に120馬力ですから、大人2人乗車+ACオンでも全く重さを感じません。アイドリング程度と言えば言い過ぎですが、街中であれば殆ど回転が上がることなく走ってくれます。ハンドルは、若干軽い気がしますが、こんなもんでしょう。乗り心地も良いです。ロードノイズ、その他のノイズもそれほど気になりません。路面に小さな凹凸が続く箇所では、リアが左右にヒョコヒョコしてしまいましたが、まあ仕方なし。全体の印象としては、良いですね!N-ONEのRSより好みのフィーリングです。で、見積金額。グレードは、最廉価Xで6MT。ちなみに、定価は税込で157万円。既に予算を超えているので、オプションなし!のところ、Xは、オーディオレスが標準です。将来的にディスプレイオーディオを付けられるように、ナビレディパッケージなるメーカーオプションのみ追加。これ、後で知ったんですけど、バックカメラが付いてきて16,500円。お得です。気になる総額は、値引き後で約161万円。車って高くなったねと思いつつ、食材でさえ値上げを実感する世の中。仕方ないよね。限界値引きは、もう少しいけそうですが、詰めないことにしました。でもね、関心したことがあります。それは、安全装備の充実さ。思い当たるものは全て標準装備。カーテンエアバッグも。驚いたのが、右左折時、対向車や横断歩道なんかの歩行者を検知してくれること。対向は、2車線まで認識するそう。さらに、衝突回避のハンドル操作もあり。もちろん任せきりにしませんが、人間はミスをするもの。それを補ってくれる機能があれば、安心に繋がります。便利機能として、MTにもACC標準装備。N-ONEにもありましたが、あちらは最上級グレードの位置付けなのでね。こちらは最廉価ですよ。Nは、ナビなしで総額225万円でしたし。予想はしていたけど、ほんとにN-ONEより60万円も安いとは。ヤリス。ここにきて有力候補になりました。軽自動車に比べたら、自動車税が2万円高いとか高速代も上がるとか、何かと維持費はかかりそう。でも、実はオイル量は少ないし、タイヤも14インチからインチアップするつもりないし。ですので、大差なしです。むしろ、衝突安全性と安定性、パワーや快適さを加味すると、その価値がある。ヤリスのXいいじゃん。まぁ、試乗では高速道路とか全開時のフィーリングを試せていませんが、ネット記事とかYouTubeからすると、ある程度期待できる感触です。お次は、エブリィMTの試乗です。ワクワク。