トヨタに感謝
ヤリスが納車されてから、1,500kmほど走りました。グレードは、1番安い「X」の6速マニュアル車です。慣らしは不要とも聞きますけど、いきなり全開にするのは気が引けたので、1,000km までは3,000回転以下でセーブ。それでも、低速トルクは十分太く、街乗りから100km/h走行まで余裕でした。1,000kmを超えて、5,000回転まで回しています。3,000までは大人しく、それ以上になるとヤンチャさが顔を出してきます。思いの外、勇ましいのです。車重980kgに、最高出力:120PS(88kW)/6,600rpm最大トルク:14.8kg・m(145N-m)/4,800〜5,200rpmです。駆動方式こそ違えど、AE86レビン・トレノやNA6ロードスターのような分かりやすさ。EG6シビックほどの炸裂感はないものの、それに近しい感触。免許を取り立ての頃のように、運転することの喜びを思い出せます。ヤリスは、今年に入ってマイナーチェンジが行われ、装備が追加されたこともあって約10万円値上がりしました。私が買ったそれ以前の仕様だと、込み込み約160万円。私にとって大金に違いないけど、思い切って買ってよかったです。本当に良い車です。自然とニヤつきながら運転している自分がいます。何年も頑張ってきた自分へのご褒美や、人生を前向きに生きるためのツールの一つとして、オススメです。背伸びをして買う価値があります。使い切れるコンパクトハッチ。4枚ドアで5人乗り。ガソリンはレギュラー。燃費は、街乗り短距離のみで最低15キロ。下り気味な高速メインを30キロメートル走って最高38キロ。1500キロ走った平均は、21.5キロくらい。適切なギアを選んでおけば、登坂路のある高速であっても良い加速をします。運転が楽しくて経済的。こんな車は、なかなか無いように思います。ワガママを聞いてくれた家族に感謝。 そして、この時代にこの仕様をこの値段で世に出してくれたトヨタに感謝です。