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誰だってあの光景を見れば「もったいない」と言いたくもなる。
食べられる野菜が目の前にあるのに、なぜ廃棄処分しなければなら ないのか、という気持ちになるのが普通だ。この感覚こそ大切に持ち 続けていたい 「もったいない」光景とは、豊作で市場に生産物があふれ、出荷する と値崩れを起こしてしまう状況が発生した時に実施される産地廃棄と 言われる受給調整。立派に育った白菜やキャベツなどが、トラクター などでつぶされてしまった無惨な光景だ 「もったいない」ことではあるが、取れ過ぎた野菜を出荷すれば価格 低下を招き、結果として農家の財布に大きく影響するのをお互いに防止 しようという取り組みのようだが、消費者の目には「食べられるのに どうしてつぶしてしまうの」という素朴な疑問が浮かぶ 「もったいない」気持ちは農家だって抱いている。それでも全国の生産者 が同一歩調を取らないことには、値崩れの連鎖を引き起こし、ひいては 共倒れという結果を招いてしまう。そうなれば農業生産も継続できなく なってしまうということも根底にあるのだろう 「もったいない」だらけであり、つぶすのなら食べたい人がたくさん いるし、生活苦の人たちへの提供や、給食などに使えば有効に食べら れるのではないか、という声が出るのは至極当然。そうした声が農林 水産省に届かない方がおかしい 「もったいない」という国民の声に押され、検討会を設置して野菜を つぶさずに済む方法などを改善策としてまとめるという。せっかく育った 野菜をつぶすなど罰当たりなことだ。有効策は早期にまとめるべきだ。 http://www.iwanichi.co.jp/ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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