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人身売買を職とした父親とその息子。ベルギー作品。
厳しい国情勢の背景は窃盗、暴力と血生臭さが漂う。裁き分けた鶏の内臓すら違う残酷なものに見えてしまう。 スピード 生活のためとは言え淡々と嘘をつく。そして逃げる。車で加速するスピードは何か自分が人売りにでも扱われたような、 そのシーンだけはカメラが映画を忘れたかのように思えた。 怖さでひきつり笑う。 息子 そんな父の仕事様に疑問抱きもせず、従順な息子、イゴール。 親子でベッドで抱き合うシーンには普通の幸せが漂った。 息子らしく男らしくと遊びも教える父。後から思うと唯一平和なシーンだった。 悲しい他人の死をコンクリート詰めする父 大切な夫の生存を信じる母子に初めて心を揺らげたイゴール。 初めて父を裏切り自らの良心を押し出す。 真実を述べたところがラストシーン。 映画は終わるが、 親子関係として明日はあったか? 以上、秋の午後のんびり楽しんだ映画の感想でした(^-^) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2019年09月17日 18時34分52秒
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