楽天テクノロジー&イノベーションアワード 2017
楽天テクノロジーカンファレンス (Rakuten Technology Conference, 以下RTC)であと5日となりました。アワード担当のAyanaです。例年RTC当日発表しておりましたアワード受賞者ですが、今年は先駆けてプレスリリースさせて頂いております。昨年までは「楽天テクノロジーアワード」と表彰していましたが、RTC11年目の本年、「楽天テクノロジー&イノベーションアワード」と改名。「イノベーションを通じて、人々と社会をエンパワーメントする」という楽天の基本理念に沿って、より革新性を重視し、近年最も社会に貢献した個人や製品を選考致しました。「金賞」「銀賞」に加えて、本年のコンセプト 「Head, Hands, and Heart」それぞれに沿った「コンセプト賞」を以下の通り発表しております。金賞 児童書作家 リンダ リウカス氏リンダ氏は、女性にプログラミング教育を提供する「Rails Girls」の創始者である一方で、子ども向け絵本「ルビィのぼうけん(原題 Hello Ruby)」を出版され、テクノロジーとプログラミング教育を広めていらっしゃいました。RTCでは、9F Tech Family Parkにて「ルビィのぼうけん」を用いたワークショップも設けさせて頂き、ご来場頂いたお子さまたちに体験頂く予定です。銀賞 若宮 正子氏若宮氏は、60歳でパソコンを初めてご購入され、WEBサイト「メロウ倶楽部」創設に参画、81歳で高齢者のスマホ操作に配慮したiOSアプリ「hinadan」を開発されました。IT技術は年齢や経験に関わらず活用できることを示し、多くの人に希望を与えられました。コンセプト賞 Head(AI, ビッグデータ領域)株式会社日立製作所理事、研究開発グループ技師長 矢野 和男氏矢野氏は、多目的に用いることができるAI 「Hitachi AI Technology, H」 の開発プロジェクトをリードし、あらゆる業種において最適な解を見つけ出すことを実現されました。そして人間行動データを取得するためのセンサーも開発され、人々の幸福感を計測できることを発見。ビッグデータの新たな道を切り拓きました。コンセプト賞 Hands(IoT、ロボティクス、デバイス領域)Dot WatchDot社のスマートウォッチ「DotWatch」は、触知できるタクタイルディスプレイや独自に開発された点訳エンジンを文字盤に使用し、視覚障害者の生活を飛躍的に変えました。ご講演は、DotWatchの開発者かつCEOのエリック キム氏に行って頂きます。コンセプト賞 Heart(人材、 教育領域)NPO法人CANVAS理事長、株式会社デジタルえほん代表取締役、慶應義塾大学准教授 石戸 奈々子氏石戸氏は、子どもの学習環境、特にデジタル・IT技術について学べる環境構築にご尽力されてきました。全国各地で多彩なワークショップを展開し、絶えず世の中へ子どもの学習環境の進化を働きかけていらっしゃいます。RTC当日は、この豪華な受賞者の皆様にお越し頂き、メイン会場にてアワードセレモニーが行われます。それぞれにご講演も頂く予定おりますので、ぜひお見逃しなく。*スケジュールは下記のとおりです*15:00~ コンセプト賞 矢野氏、キム氏、石戸氏ご講演17:00~ アワードセレモニー17:20~ 銀賞 若宮氏ご講演17:45~ 金賞 リンダ氏ご講演皆様のお越しをお待ちしております。ご登録はこちらからどうぞ宜しくお願い致します。