2012/07/18(水)20:28
新しい教材
随分、ご無沙汰してしまっていました
夏休みのおべんきょ三昧や中学3年生の模試の準備、教材の作成、などで
バタバタしていました
ま、私は常にバタバタしてますけどね
さて、今回は中2の連立方程式の旅人算、池バージョンの教材を作ってみました
旅人算の池バージョンとは。。。。。
これです
1週2800mの池の周りを
カエルとヒツジが同じ地点から同時に反対向きに出発すると
10分後に出会った。
また同じ向きに出発すると28分後にヒツジはカエルに追いついた。
ヒツジとカエルの分速をそれぞれ求めなさい。
あーあー、あれねって感じですね
この状況を理解してもらうためには、池の絵を描いて
ヒツジとカエルの動き方を違う色のペンで書き込んで
そこでそれぞれの進んだ距離と池の周りの長さの関係を把握してもらって・・・と
かなり手間がかかります
それを視覚的にパッと理解してもらいたいな、と思ってこれを作りました
では、まず
カエルとヒツジが同じ地点から同時に反対向きに出発すると
10分後に出会った。
の部分、反対方向に進んでいく状況を見てみましょう
では、スタート
ぐるーっと進んで行って・・・
ここで出会う
ヒツジさんの進んだ距離とカエルさんの進んだ距離を合わせると
池の周囲(金色のリボンの長さ)と等しくなります
ヒツジさんの進んだ距離+カエルさんの進んだ距離=池の周囲の長さ
じゃ、今度は、
また同じ向きに出発すると28分後にヒツジはカエルに追いついた。
の部分、同じ向きに出発した場合の状況を見ていきましょう
追いついたってどういうこと?と思う人が多くてつまづきやすい箇所です
なので、自分でヒツジさんとカエルさんを実際に操作しながら
状況を理解してもらいまーす
では、スタート
ヒツジさんがぶっちぎっていきます
ヒツジさんはずんずん進みます
とうとう1週しちゃいました
2週目に突入です
はい、追いついちゃいました
この時のヒツジさんの進んだ距離とカエルさんの進んだ距離の差は
ちょうど池の周囲(金色のリボンの長さ)になります
ヒツジさんの進んだ距離-カエルさんの進んだ距離=池の周囲の長さ
※何故か写真がサカサマなんですけど、そっとしておいてください
これで、問題の状況を理解してもらった上で
ここから方程式を作り上げていきます。
(速さと時間、距離の求め方あたりから説明が必要だったりするので
まだまだここでは導入部分に過ぎないですけどね)
と、いう訳で、教材作りに精を出しています。
分からないもの、は面白くないですよね
えー?なにこれ?
を少しでも減らして、楽しく学んで頂きたいです