セイフティー・フーズ

2008/04/08(火)03:55

キューバに学べ。

つぶやき(54)

”キューバ”で何を、思い出しますか? 野球・バレー・社会主義・・・・・・ 結構、話題のある国ですが、有機農業先進国だと言うことをご存知でしょうか。 大国、アメリカの近くで社会主義国家であるキューバでは、外からの物資が入りにくかった。 小さい島国で、自国内の自給率を上げる必要があったはずです。 現在行なわれている現代農業は、大量の化学肥料を使い植物の成長を促し、早く・大量に収穫するものです。 しかし、化学肥料の多くは石油から作られているので、キューバでは入手できなかった。 そこで、必要にせがまれて有機農業が盛んになった。 教えたのは、日本人だそうです。 今、日本では、自給率の低さが問題になっています。 島国であるわが国は外の物資が止まれば、国の維持が出来ません。 科学肥料に頼った今の農業をしてたら、作物は収穫できません。 有機農業と違い化学肥料を使った農地は、微生物等が殆どいないため、土本来の栄養がないんです。 科学肥料を使わないと、収穫できない土地になっています。 つまり、海外物資(科学肥料を含む)が止まれば、国内産農産物も収穫できない。 時給率を問題にしているのは、海外物資が入手できない状態が起きた時、自分達の生命をどう守るかです。 一時、「危機管理」と言う言葉が流行りましたが、まさに「危機管理」をどうするかの問題です。 その時に、海外物資(科学肥料)に頼る農産物は当てになりません。 国内で作られている有機野菜だけをカウントした数字が正しいでしょう。 そう考えた時の自給率は、殆ど零です。 食べる物を、海外に頼らない国にしないと、何かが起きた時に、日本と言う国の存続はないでしょう。 例えば、他国の武力による海上閉鎖。 自然災害による、海岸沿いの大規模な崩壊。 石油の入手が出来なくなったとき。 色んな可能性があります。 他国の武力攻撃を仮定した自衛隊に、予算をつぎ込むより、国内での有機農業を広めて、本当の意味での自給率を上げる必要があるでしょう。 地球温暖化・石油の枯渇 これからのことを考えると、キューバに習い、海外物資に頼らない農産物の収穫を上げとくべきでしょうね。

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