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腹八分目の美学

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2005.02.09
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カテゴリ:禁煙
最近「悪魔のマーケティング」という本を読みました。

ジャンルでいうと、ビジネス書の部類に入ると思います。

たばこメーカーが、自分達の利益のために

どういうことをしていたか、内部文書を中心に紹介していますが、

これを読むとたばこを吸うことが本当に馬鹿馬鹿しく思えます。

たばこは健康に悪く、発ガン性があります。

たばこに含まれるニコチンは依存性が高く、

たばことは麻薬の一種に他ならないのです。

欧米のタバコ産業は1960年代からこの事実を知っていたにもかかわらず

その事実を隠蔽し、ニコチンの依存性を利用して、

子供と女性と途上国の人々をターゲットにマーケティングと宣伝と商品開発を行い、

彼らをタバコ中毒に陥れ、巨万の富を築いてきました。

タバコ訴訟の過程で公開されたタバコ産業自身の内部文書によって、

いま明らかにされた事実が掲載されています。

もしかすると今まで読んだ禁煙本よりもインパクトがあるかもしれません。

最後に帯の裏表紙側にあった言葉を引用します。

1、タバコの広告の多くは未成年と女性をターゲットにしている

2、子供になるべく喫煙をさせよう

3、女性マーケットはおいしい

4、狙うべきは、旧東欧、アジア、アフリカの新興市場だ

5、低タールタバコを吸っても、健康は維持できない

6、タバコには強い依存性がある

7、タバコは、いうまでもなく健康に悪い

8、以上の理由により、タバコ産業のエグゼクティブの多くは、タバコを吸わない

【送料無料商品】悪魔のマーケティング タバコ産業が語った真実
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Last updated  2005.05.29 00:24:50
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