純と愛
この時間帯は、学校への送り出しで、バタバタしています。前回は、梅ちゃん先生で、ホノボノ~とした画像が流れていてストーリーなど、追ってもいませんでした。今回は、「純と愛」?タイトルからして、昭和な感じ~。しかも、朝から、キンキン、イライラした感じでそぐわないわ~と思っていましたが、なぜか気になるそのストーリー。これって、モラハラ・サバイバーの物語なのね・・。純ちゃんは、元気ハツラツな可愛い女の子。宮古島でノビノビ育ち、生粋で真っ直ぐな気性。思ったことは、ためらいなく口に出してしまう、そんなところが、父親のカンに触るのかもしれない。他の兄弟とは、違って、父親のモラルハラスメント(精神的虐待)の集中的ターゲットになっていた様子。一方、愛(いとし)くん。こちらは、神戸の金持ち弁護士夫妻の息子で、両親の希望通りエリートコースをマッシグラだったけど双子の弟くんが、病気で亡くなってから「人の本性が見える」ようになって、情緒不安定になって家出。愛くんが軌道に乗っていた間は、親子関係も見た目には、良かったのだけれど実情は、こちらの方が、救いのないくらい、ハードなモラハラ。ドラマだから、もちろん、大袈裟に描いているけれどこんなエリート家庭、多分、たくさんあると思います。大なり小なり、子供の進路を操作して、子供の気持ちよりも、社会的な体裁に重きを置く親。ドラマなので、物凄く解りやすく鬼のような愛ママも、きっと、色々なことがあったんだと匂わせる演出なので、これから、周辺のこともわかってくるのだと思います。愛は、純の本性を見ても、「純粋で美しい」から安心していられる・・とドラマでは、言ってましたが違う形とは言え、モラハラに苦しんで周囲の誰からも理解されず、浮きまくって、生きにくさを感じている同士・・というところに、自然に魅かれ合ったのではないでしょうか?閉塞感のある現代、親子や、夫婦、恋人同士など逃れられない間柄で、DVや、モラハラや、セクハラ(←こんなコトバでは軽過ぎる~!)で苦しむ人が、増えてきています。本来、一番、愛を注ぎあい、安心できる関係であるべきなのに。このカップルの良いところは、どちらもが、被害者であること!DVの加害者は、被害者だった人を容易に見つけてしまうし親から、モラハラを受けてきた人は、モラハラする配偶者が付き勝ちなんですよね。コントロールしやすいので、すぐに見つかってしまうんでしょうね。純ちゃん、愛くん、二人で、しっかり手を繋いでサバイブしてね~!それが、きっと、モラハラしていた両親も周囲をも救うことになるから。絶対に幸せを掴んでほしい~~と朝から、ヘビーに祈る私なのでした。