或る好事家の混沌なる日常

2011/07/05(火)20:05

大奥7巻

日記・雑記(934)

7代将軍・家継編。しかし幼い家継は物語にほとんど出ず、かの「江島生島事件」が中心に描かれる。「江島生島事件」は6代将軍・家宣の正室である天英院派による陰謀という説を採用して話が進んでいます。大奥総取締の江島と役者の生島新五郎が政争に巻き込まれて切ない結末を迎えてしまうわけですが、男女逆転でも…なんだか女は怖いと思わされる。 月光院との間にやましい関係はないと再確認した際の間鍋の切なげな笑顔も色々推測させられる。でも一番かわいそうなのは病弱とはいえ、もう自分が死ぬ事を前提に事が進まされてる家継かもしれない。 そして時は1巻のラストから繋がり吉宗編へ。 ここからどうやって男女逆転大奥の世界を終わらせていくのか楽しみです。しかし7巻の福姫(家重)の登場で締めるラストが今後の波乱を匂わせていて…あああ。このすぐ続きが現在発売中の「メロディ」に掲載。 しかし水野、元気そうで良かったなーw

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