YOFUKASHI　RANHYMEL

制作を休んでいました。

自分のエネルギーが落ちている時に作った物を、誰かが身に
つけることが怖かったからです。。
これはガラスに限ったことではないと思うけれど・・
殊にガラスという素材だし（しかも透明度の高いガラスを使うのだから。）
こういう事を信じている以上、確実に、落ちている時に作った
作品のエネルギーは低いはずだ。
そんなものを、誰かに着けてもらうわけに行かない。

いつも「元気な私」の作る作品を世に送り出したいのです。



さてさて、大分トンネルを抜けてきて、もうちょっとかな、と
ガマンしていた、ここ最近だけれど、ふと思った。
「ここで停滞させていては、流れる物も流れないのでは？」

思い立ったが吉日。
デトックスということで、流してしまおう。

太陽の注ぐ窓のそばにある工房の掃除を始め、ガラスと道具を
一つ一つきれいにした。（置きっぱなしだとどうしても埃が！）

で・・

今日は掃除だけのつもりだったのだけど・・物事は、関わると
不思議なことに「流れ」と言う物ができるらしい。
さすがは、星座も占いなどでも「水」の属性です。

流れに乗って久々にバーナー点火して制作！

休んでたから、さぞや腕が落ちただろうと思いきや・・
夏にどうしてもイメージ通りにできなかった物がすんなり。
・・・うっ・・・。
やはり、想念の問題だったのかしら。
いっぱいいっぱい禊（ミソギ）しなければいけなかったのね。


ついでに、要望の多い天使も久々に作ってみた。

ここで、へえ～・・と、また感心。
我ながらとはいえ、自分を誉めているというよりも、作品って
指紋のような部分があるんだなぁ、と思ったのです。

いつ、どう作っても、同じような雰囲気の天使が出来上がる。
やはりこれも、良く言えば感性、普通に言えば癖？ってことか。
私は自分では気に入っているのだけどネ。
純粋そうな感じがでているなーと思うので。


ガラスの方でも待っていてくれたのか、とても素直で・・
うーん、今までにないタッチの作品ができた気がする。
「休み」というのは意外な意味でも「必要」なものなのだと思った。

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来年出ようと思っていたイベントの一個から決定通知がアリ。

そして、今年に続き来年の夏も銀座展やることになりました。

更にいくつかの、頂いているお話と、自分で考えている予定があるので、
我を忘れないよう、今年を繰り返さない様、気持ちを据えて、新しい
年を迎えなくては。

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しかし、カナリヤは相変わらず。
色ガラスは身体に悪いです。

久々にやったので、マスクを忘れてしまい、肺に来てます（＞_＜)。
ケホケホ。
ソフトグラスでは平気だったんだけどパイレックスは。。