紅いバスタブ

2006/07/02(日)14:50

第一楽章2003

ワイン(133)

 昨日飲んだワインは、第一楽章2003  というワインです。  日本のワインですが、こころみ学園という知的障害者更生施設のワイン醸造場ココ・ファーム・ワイナリーで造られているワインです。以前福祉関係の事務職をしていた母が妻の誕生日に贈ってくれたものです。  私も知的障害者通所授産施設に何度か行ったことがあり、その際、仲間と一緒に作業をしたこともありますが、知的障害者が働いて、お金を得るということは大変なことなのです。従業員の1.8%以上の障害者雇用を義務付けている「障害者の雇用促進等に関する法律」という法律があっても、障害者の雇用は思うように進んでいないようです。新聞によれば、厚生労働省は、30日、特別指導実施後も法定雇用率達成に向けた改善が不十分だった企業2社の実社名が公表された、とのことです。  私たちに何ができるのか、と考えたときに、こういう商品を選択するということも一つなのかもしれません。  ところで、この第一楽章2003というワイン。ココ・ファーム・ワイナリーのHPには、「収穫量をおさえた畑のマスカット・ベリーA種を、手作業で一つ一つ選別し、優良な果粒のみを野生酵母で発酵。樫の木樽でじっくり熟成しました。果実香、スパイス香、ロースト香、バニラ香の複雑な香り。そして、コクや酸味、なめらかさや力強さがバランスよく調和した優雅な赤ワインです。」とあります。  色は、壜を手にとった印象よりも薄い感じ、香りは、ナッツ系のようなシリアルのような複雑な香りで、味は、新鮮な果実のような甘酸っぱさ、というのが私と妻の感想です。  

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