アイはどこいった? 作者:角田緑
本屋に行ったら、大好きな角田緑さんの新刊:アイはどこいった?が有ったので
喜んで購入してきました
角田さんは、商業誌でのコミック数がゼンゼン少なくて
待って待って本当に待ちくたびれるほど待ってたので
レジの前で小躍りするくらい嬉しくて居たンですが
自宅に帰って読んでみたら、、、、、
角田さんどうしちゃったのかな・・・?っていうお話でした。
今までの商業誌でのお得意テイスト
弱気な大型犬型攻めとクールビューティーで強気なお嬢受け
ではなく、初めて読む
強気で横暴で強引な攻めと、芯は有るけど流されやすい受け
って、カンジのキャラで。。。
それはそれでいいンだけど
どうも、読んでいてキャラが活き活きしてないっていうか
仕事で悩んだりとか、いろんなコトがあって落ち込むって
いうのは、人間だから有って当然なんだけど・・・・・
ぅーーん、なんていうか。
今まで商業誌で読んだ、「本屋さんでGO!」
とか
「きみのとなりで眠りたい」
のような、キャラの面白さや魅力が生きてないっていうか
今までのようにキャラがころころ表情を変えて読者を心配させたり
はらはらさせたりっていう部分が少なかったせいかキャラの気持ちに
寄り添うことが、ちょっと難しかったです。
角田さんの描く受けって、弱っちそうなのに最後に、どかん!と
思いも寄らぬ無謀な行動を取って、潔さを見せるっていうか
そうゆうトコがあって、少ない発刊数でも大好きな作家さんなのですが。
やっぱり、今流行りのおきちく系とか?強引でわがままで俺様な攻めとか
商売だから、描かなくちゃいけないのかな・・・
わたしは、ほのぼのストーリーの中に時々かいま見られる攻め・受け
キャラの意外な色っぽさとか、そうゆうのを読むのも
好きだったンだけど、今回は今迄とは違う角田さんでした。
でも、本編の話とは違う短編が1本収録されていて「3月革命」って
いうお話は、わたしの好きな角田さんでした。
こっちのほうが、好きかな。わたし。
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悪態は吐息とまざりあう 作者:冨士山ひょうた
横暴な展開でのスタートに思わず興味津々です。
単なる大学生の年下攻めではなく、ぱっと見ちょっとはカッコイイかもな
っていう程度の、年上営業マンを手に入れるために
いきなり住居侵入と手錠拘束をしてしまう大学生:冬時の
不可解な行動に目が点なのに、面白いのです。ムキャ!!>▼<
ぶっちゃけ他人事だから、興味津々っていうデバガメ的面白さの中
ストーリーが進行していきます。
冬時が、こんなことしてどうゆうつもりなのか?とか
悪いと思わないのか?とか嫌われたらどうしようと思わないのか?って
いう反応よりも
他人の部屋でコーヒーいれたり、フツーにくつろいでにこにこ笑ってる
ところが、異様にこいつオカシイ???と思いつつも
次はなにするのかな??っていう変移気質の不可解な面白さに気持ちが
いってしまうカンジでした。
でも、このあと囚われの営業マン(^m^)ぷぷ・・・)が
気持ちを取り直して、犯罪行為は絶対に禁止という契約書を
冬時と取り交わして、お互いその契約の元で関係が続いていくっていう
奇妙なお話なんです。
まあ、紙から始まった恋物語wみたいな?そんなお話でした。
前述の、角田さんも受けの気持ちを無視したゴーインな攻めの
展開でストーリーが始まったンですが。
作家の持ち味なのか、悪態の方はなぜか面白かったです。
ま、そんな話はオイトイテ。
ナニを言いたいか?というと、ですね・・・・・
もしも、この悪態がBLCDになったら10人中8人・・・いや9人までの
BLCDファン及び腐女子同盟のみなさんは
絶対、この大学生の手錠男を、杉田智和で指名するに違いない!
ってコトです♪
受けは、とりあえず誰でもいいですが(笑)
この手錠男。杉田智和で異論のある方は挙手願います(爆)