ダービーに想う
今年もダービーが終わった。例年ダービーが終ると、なにか目的の一つが終わったような気分になる。ここ何年か区切りの定かではない毎日を過ごしているので、このイベントはこの年度の証みたいに思える。でも年々優勝馬の名前が思い出せなくなったりレースの状況も1~2年たつと忘れてしまったりする。でも今年は強烈にインプットされそうだ、なにしろ武騎手が6度目を制覇したから。彼ももう50代、中高年の仲間、デビューしたあのみずみずしい若武者の当時から40年。その間JRAのヒーローだった。彼は多くのG1を制覇しながら中々ダービーに手がとどかない、これが結構話題になっていた、そして、とうとうサンデーサイレンスという偉大な種牡馬の子供「スペシャルウイーク」でダービージョッキーになった、そのとき私は馬券をあてた(笑)万馬券だった。そのせいで忘れられないわけでもないけど。最近歩くのや、運動がきつく感じられるようになってきた、いや最近というよりもう何年も前からの症状だけど、武騎手だって若武者のころに比べれば追うのは大変だっただろうとおもう。今年は忘れられないダービーになった。そして、あの府中に大観衆にはやはりおどろいた、東欧での血の争いのなか、日本の平和さを今更有難く思う。この平和がずっと続いて欲しいとせつにせつに思った。